TOPIC
バリ島農園だより No.25 ~クサンバの塩田~
バリ島と言えば島ですから、もちろん海に囲まれており色々な場所で塩づくりが行われています。 その中でもクサンバという場所の塩は特別に美味しいとされていて、お土産物としても有名になっています。 フランスのゲランド、バリ島のクサンバ、といったところでしょうか。 今日はそんなクサンバの天日塩を紹介します。 ダイビングが盛んなバリ島東海岸、チャンディダサの手前に位置しています。 クサンバの海岸へ行くと沢山の塩農家が集まっています。 日本では平釜で海水を焚いて塩を作る方法が多いですが、クサンバの塩は天日干しで作られます。 ↑ここに海水を流し、天日でゆっくりと乾燥させていきます。 表面に塩の結晶が浮いてきているのが見えますか? まるでかき氷みたいですね! 出来立ての塩、結晶が崩れてなくそのままで、キラキラと輝いてとても美しいです。 クサンバはブランド塩なだけあって、他の地域の塩よりは少しお高め(と言っても日本での価格を考えるとすごく安い)ですが、食べ比べてもより旨味や甘みがあるように感じます。 炊き立てご飯にクサンバのお塩だけでおにぎりを作ると本当に美味しいです! 海水が徐々に塩になっていく様子はとっても興味深いですね。 もしチャンディダサやアメッドなどのバリ島東海岸へ行く予定のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。最近話題の離島、ヌサペニダへの船もクサンバから出ています。
バリ島農園だより No.25 ~クサンバの塩田~
バリ島と言えば島ですから、もちろん海に囲まれており色々な場所で塩づくりが行われています。 その中でもクサンバという場所の塩は特別に美味しいとされていて、お土産物としても有名になっています。 フランスのゲランド、バリ島のクサンバ、といったところでしょうか。 今日はそんなクサンバの天日塩を紹介します。 ダイビングが盛んなバリ島東海岸、チャンディダサの手前に位置しています。 クサンバの海岸へ行くと沢山の塩農家が集まっています。 日本では平釜で海水を焚いて塩を作る方法が多いですが、クサンバの塩は天日干しで作られます。 ↑ここに海水を流し、天日でゆっくりと乾燥させていきます。 表面に塩の結晶が浮いてきているのが見えますか? まるでかき氷みたいですね! 出来立ての塩、結晶が崩れてなくそのままで、キラキラと輝いてとても美しいです。 クサンバはブランド塩なだけあって、他の地域の塩よりは少しお高め(と言っても日本での価格を考えるとすごく安い)ですが、食べ比べてもより旨味や甘みがあるように感じます。 炊き立てご飯にクサンバのお塩だけでおにぎりを作ると本当に美味しいです! 海水が徐々に塩になっていく様子はとっても興味深いですね。 もしチャンディダサやアメッドなどのバリ島東海岸へ行く予定のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。最近話題の離島、ヌサペニダへの船もクサンバから出ています。
バリ島農園だより No.24 ~バリ島最高峰アグン山のブサキ寺院~
バリ島北東部カランガセムに位置し、バリ島内最高峰で、富士山よりちょっと低いアグン山。 古くから聖なる神の山として信仰され、言わばバリ島の中心、どこからでもこの山の方角を「北」と呼びます。(つまり地図上の北岸へ移動すれば南側を「北」と呼ぶことになるということです)。 まだ記憶に新しい、2018年にも噴火し、大勢の人々が避難、長い間立ち入り禁止にもなっていた活火山です。 この山の麓の、標高1000m当たりにバリ島でも最も重要な寺院、ブサキ寺院があります。 大きな祭礼の際にはバリ島中から参拝者が訪れますが、今回はバリ人一族のお参りに参加して来ました! お花を手にしお祈りをする人々。観光で行くとこの境内に入ることはできません。 ブサキ寺院は複数のお寺が集まっていてとても広いです。まずは下の方のお寺でお祈りをしてから、階段を上りメインのお寺へと向かいます。 ここから階段をずーっと登っていきます、日影がほとんどなく高地の鋭い日差しが容赦なく照り付けるので日焼けには要注意! 空気もきれいで空もとても澄み切っています✨ 今は観光客は全くいませんが、観光客が中に入るのに専門ガイドが必要なため、そのガイド料のぼったくりや、しつこい物売りが多いなど以前はいろいろと問題が多かったらしいです。 とにかく広い! 破壊神シヴァ、繁栄神ヴィシュヌ、創造神ブラフマのヒンドゥー三大神が中心に祀られており、その周りに多くの神々の祠があります。 ここには本当に神聖で清らかな空気が流れているように思います。 ↑この塔って日本の五重の塔を思い出しませんか? お寺を参拝するときの正装は基本的には「白」です。 一般の人々は白いシャツに柄の腰巻ですが、全身白の方々を見かけたらそれはお坊さん。 門もまた特別に荘厳、、、! お寺を回って何度もお祈りをし、何度も聖水でお清めもしてもらい、数時間かけてブサキ寺院の参拝は終わりました。 ブサキ寺院までの道のりは結構まっすぐな道路がついているので行きやすく、バリ島の観光エリアからも思いのほか遠くもありません。 ただ祭礼の時にはバリ中からの参拝客で大渋滞になるので、ブサキ寺院を訪れる時にはスケジュールを確認しておいた方が良いです。 ◆境内には入れなくてもお寺を周りから見て回ることはできるので、この特別な聖なる空気を感じたい方はぜひ、訪れてみてください。 ※観光で訪れる場合にも正装が推奨されます。バリ島の正装は州都デンパサールのお店などではとっても安く買えるので、来られたら一式揃えるのがおすすめ◎
バリ島農園だより No.24 ~バリ島最高峰アグン山のブサキ寺院~
バリ島北東部カランガセムに位置し、バリ島内最高峰で、富士山よりちょっと低いアグン山。 古くから聖なる神の山として信仰され、言わばバリ島の中心、どこからでもこの山の方角を「北」と呼びます。(つまり地図上の北岸へ移動すれば南側を「北」と呼ぶことになるということです)。 まだ記憶に新しい、2018年にも噴火し、大勢の人々が避難、長い間立ち入り禁止にもなっていた活火山です。 この山の麓の、標高1000m当たりにバリ島でも最も重要な寺院、ブサキ寺院があります。 大きな祭礼の際にはバリ島中から参拝者が訪れますが、今回はバリ人一族のお参りに参加して来ました! お花を手にしお祈りをする人々。観光で行くとこの境内に入ることはできません。 ブサキ寺院は複数のお寺が集まっていてとても広いです。まずは下の方のお寺でお祈りをしてから、階段を上りメインのお寺へと向かいます。 ここから階段をずーっと登っていきます、日影がほとんどなく高地の鋭い日差しが容赦なく照り付けるので日焼けには要注意! 空気もきれいで空もとても澄み切っています✨ 今は観光客は全くいませんが、観光客が中に入るのに専門ガイドが必要なため、そのガイド料のぼったくりや、しつこい物売りが多いなど以前はいろいろと問題が多かったらしいです。 とにかく広い! 破壊神シヴァ、繁栄神ヴィシュヌ、創造神ブラフマのヒンドゥー三大神が中心に祀られており、その周りに多くの神々の祠があります。 ここには本当に神聖で清らかな空気が流れているように思います。 ↑この塔って日本の五重の塔を思い出しませんか? お寺を参拝するときの正装は基本的には「白」です。 一般の人々は白いシャツに柄の腰巻ですが、全身白の方々を見かけたらそれはお坊さん。 門もまた特別に荘厳、、、! お寺を回って何度もお祈りをし、何度も聖水でお清めもしてもらい、数時間かけてブサキ寺院の参拝は終わりました。 ブサキ寺院までの道のりは結構まっすぐな道路がついているので行きやすく、バリ島の観光エリアからも思いのほか遠くもありません。 ただ祭礼の時にはバリ中からの参拝客で大渋滞になるので、ブサキ寺院を訪れる時にはスケジュールを確認しておいた方が良いです。 ◆境内には入れなくてもお寺を周りから見て回ることはできるので、この特別な聖なる空気を感じたい方はぜひ、訪れてみてください。 ※観光で訪れる場合にも正装が推奨されます。バリ島の正装は州都デンパサールのお店などではとっても安く買えるので、来られたら一式揃えるのがおすすめ◎
バリ島農園だより No.23 ~道端で見る果物の木~
常夏のバリ島は緑豊かで、食べられるものがそこら中に生えています! 果物はもちろん、空心菜や、イモのツルや、モリンガ、パパイヤの葉っぱなどなど、野菜として食べられるものも沢山あります。 今日はそんな道端や庭先で見かける果物を紹介します。 サボテンの仲間!ドラゴンフルーツ 今至る所で見かけるのがこのドラゴンフルーツ 日本でも大きめのスーパーなどでは売られていますよね。 ドラゴンフルーツは多肉植物、サボテンの仲間だと知っていましたか? ちょっとひょろひょろとした、寄生するサボテンのような植物です。 これは木に寄生しているドラゴンフルーツ、沢山花が咲いています。 この花はとても大きくて、綺麗なんですよ! 手のひらと同じくらいです。 バリ島のドラゴンフルーツは中まで真っ赤なものが多く、日本で食べたことのある白い品種よりもずっとジューシーで甘く美味しいです。 ドラゴンフルーツジュースや、スムージーも色の美しさとヘルシーさから大人気なんですよ。 バリ島では町中のちょっとした路地なんかでもよく生えています。 パパイヤ 実は上のドラゴンフルーツの写真の前に見えるのもパパイヤの木なのですが、パパイヤもすごく丈夫で成長が早く、食べた種をそのあたりに捨てただけでどんどん生えてぐんぐん成長します。 これはコーヒー農園に生えているパパイヤの木。 実も沢山なるので、食べきれないほどになります。 農園ではこういった果物を使って天然酵母を作っています。 パパイヤの葉っぱは薬草のようなものらしく、とても体に良い野菜としても食べられます。若い葉を茹でてサンバル(インドネシアのチリソース)をつけて食べることが多く、結構苦みがあり好き嫌いがある味ですが、山菜などの苦みに慣れている方なら抵抗なく食べれると思いますよ。 ちなみに私はてんぷらにしてみたことがありますが、とても美味しかったです。 なんたってバナナ バナナもパパイヤ同様にどんどん増える植物の一つです。 落ちた実から勝手に生えていくので、バナナ林は至る所にあります。 バナナとひとことに言っても、バリ島にはたくさんの種類のバナナがあり、生食には向かないものや、大きな種があるものなど全部のバナナがそのまま食べておいしいわけではありません。 町中に生えるバナナ。 下の方についているのはバナナの花です。...
バリ島農園だより No.23 ~道端で見る果物の木~
常夏のバリ島は緑豊かで、食べられるものがそこら中に生えています! 果物はもちろん、空心菜や、イモのツルや、モリンガ、パパイヤの葉っぱなどなど、野菜として食べられるものも沢山あります。 今日はそんな道端や庭先で見かける果物を紹介します。 サボテンの仲間!ドラゴンフルーツ 今至る所で見かけるのがこのドラゴンフルーツ 日本でも大きめのスーパーなどでは売られていますよね。 ドラゴンフルーツは多肉植物、サボテンの仲間だと知っていましたか? ちょっとひょろひょろとした、寄生するサボテンのような植物です。 これは木に寄生しているドラゴンフルーツ、沢山花が咲いています。 この花はとても大きくて、綺麗なんですよ! 手のひらと同じくらいです。 バリ島のドラゴンフルーツは中まで真っ赤なものが多く、日本で食べたことのある白い品種よりもずっとジューシーで甘く美味しいです。 ドラゴンフルーツジュースや、スムージーも色の美しさとヘルシーさから大人気なんですよ。 バリ島では町中のちょっとした路地なんかでもよく生えています。 パパイヤ 実は上のドラゴンフルーツの写真の前に見えるのもパパイヤの木なのですが、パパイヤもすごく丈夫で成長が早く、食べた種をそのあたりに捨てただけでどんどん生えてぐんぐん成長します。 これはコーヒー農園に生えているパパイヤの木。 実も沢山なるので、食べきれないほどになります。 農園ではこういった果物を使って天然酵母を作っています。 パパイヤの葉っぱは薬草のようなものらしく、とても体に良い野菜としても食べられます。若い葉を茹でてサンバル(インドネシアのチリソース)をつけて食べることが多く、結構苦みがあり好き嫌いがある味ですが、山菜などの苦みに慣れている方なら抵抗なく食べれると思いますよ。 ちなみに私はてんぷらにしてみたことがありますが、とても美味しかったです。 なんたってバナナ バナナもパパイヤ同様にどんどん増える植物の一つです。 落ちた実から勝手に生えていくので、バナナ林は至る所にあります。 バナナとひとことに言っても、バリ島にはたくさんの種類のバナナがあり、生食には向かないものや、大きな種があるものなど全部のバナナがそのまま食べておいしいわけではありません。 町中に生えるバナナ。 下の方についているのはバナナの花です。...
バリ島農園だより No.22 ~コーヒーの希少種~
バリ島のコーヒーシーズンは年に一度、5月から8月頃までなので、今農園のコーヒーの木にはグリーンの実ができはじめたところです。 今日はコーヒーのいろいろな品種について紹介したいと思います。 バリ島では元々ロブスタ種が多く作られていたらしいですが、今では多くの農家がアラビカ種を中心に栽培しています。 ロブスタ種よりアラビカ種の方が、基本的には市場価格が高いので、小規模農家の多いバリ島では必然的にそうなっていったわけですね。 アラビカ種と一言に言っても、その中にさらに様々な品種があります。 今では栽培しやすく品種改良されたものが多いですが、原種や希少種をご紹介したいと思います。 1.ティピカ 古代から存在するコーヒーの原種のひとつ。15世紀から16世紀頃にエチオピアから中東イエメンに伝わったコーヒーが、ティピカであると言われています。ティピカの木はインドを経てジャワ島に伝わり、1706年には、オランダの植民地であったジャワ島からアムステルダムにコーヒーの苗木が持ち込まれ、それがカリブ海や中南米へと広がったそうです。この苗木が、ティピカの祖先であると言われています。 こちらのティピカの苗木もジャワ島からバリ島の農園に来ました。 2.ブルボン フランス領レユニオン島に持ち込まれたティピカの突然変異と言われる種。 当時レユニオン島はブルボン島という名前だったので、ブルボンと名付けられたそうです。 ティピカよりも一つの枝に沢山実がなっています。 すでに赤くなっている実も少しだけありますね! 3.カツーラ そしてさらにブルボンの変異種と言われているのが、カツーラです。 ブラジルのカツーラ(カトゥーラ)という町で発見されたのでこの名前になったそう。 この木は全体的に小ぶりであり、他の2品種に比べると耐病性が高いです。 どの品種も現在主に栽培されてい品種よりも耐病性が低いため、栽培する農家はもちろん少なく希少種とされています。 バリ島ではこれらの品種を商業用に栽培している農家はほとんどありません、、、 インドネシアではジャワ島の一部の地域で主に商業用として生産されています。 ◆THE Coffee Time オンラインストアでも近々ジャワ島産のこれら希少種ニュークロップがご紹介できると思いますので、どうぞお楽しみに!!◆
バリ島農園だより No.22 ~コーヒーの希少種~
バリ島のコーヒーシーズンは年に一度、5月から8月頃までなので、今農園のコーヒーの木にはグリーンの実ができはじめたところです。 今日はコーヒーのいろいろな品種について紹介したいと思います。 バリ島では元々ロブスタ種が多く作られていたらしいですが、今では多くの農家がアラビカ種を中心に栽培しています。 ロブスタ種よりアラビカ種の方が、基本的には市場価格が高いので、小規模農家の多いバリ島では必然的にそうなっていったわけですね。 アラビカ種と一言に言っても、その中にさらに様々な品種があります。 今では栽培しやすく品種改良されたものが多いですが、原種や希少種をご紹介したいと思います。 1.ティピカ 古代から存在するコーヒーの原種のひとつ。15世紀から16世紀頃にエチオピアから中東イエメンに伝わったコーヒーが、ティピカであると言われています。ティピカの木はインドを経てジャワ島に伝わり、1706年には、オランダの植民地であったジャワ島からアムステルダムにコーヒーの苗木が持ち込まれ、それがカリブ海や中南米へと広がったそうです。この苗木が、ティピカの祖先であると言われています。 こちらのティピカの苗木もジャワ島からバリ島の農園に来ました。 2.ブルボン フランス領レユニオン島に持ち込まれたティピカの突然変異と言われる種。 当時レユニオン島はブルボン島という名前だったので、ブルボンと名付けられたそうです。 ティピカよりも一つの枝に沢山実がなっています。 すでに赤くなっている実も少しだけありますね! 3.カツーラ そしてさらにブルボンの変異種と言われているのが、カツーラです。 ブラジルのカツーラ(カトゥーラ)という町で発見されたのでこの名前になったそう。 この木は全体的に小ぶりであり、他の2品種に比べると耐病性が高いです。 どの品種も現在主に栽培されてい品種よりも耐病性が低いため、栽培する農家はもちろん少なく希少種とされています。 バリ島ではこれらの品種を商業用に栽培している農家はほとんどありません、、、 インドネシアではジャワ島の一部の地域で主に商業用として生産されています。 ◆THE Coffee Time オンラインストアでも近々ジャワ島産のこれら希少種ニュークロップがご紹介できると思いますので、どうぞお楽しみに!!◆
バリ島農園だより No.21 ~豆腐料理の専門店~
食レポ記事が続きます! ここ最近のバリ島は嵐のような大雨が多く、なかなかお出かけもしにくいんですが、隙を見てブドゥグルという高原の避暑地へ行ってきました。 雨季ですから雨が降るのは当然なんですが、今年はなぜか暴風雨が多いです。台風が来ることがほとんどなく、風の対策をあまりしていないバリ島ですので風と雨が一度にやってくると、家の中に雨が吹き込んできたり、屋根が飛んだりと結構大変です💦 さて、街からブドゥグルに向かって登っていくと左側にTahu(豆腐)という看板が見えてきます。 インドネシアは中国系食文化の影響を強く受けていて、豆腐料理もたくさんあります。バリ島にある豆腐料理はスパイシーなものが多いですが、こちらのお店では中華風のものも含め様々な豆腐料理が食べられます。 残念ながら日本風のものはありませんが、通常は鶏肉などを作ってつくるインドネシア料理や中華風の料理をを豆腐に置き換えたものがたくさんあり、ヘルシーでとっても美味しいです! ↑こちらは白きくらげと湯葉のスープ。 ↑揚げた点心、中身は豆腐です。 ↑蒸し豆腐という名前のこちらは、卵豆腐のような味わい。 そうそう、涼しい高原地帯で採れるお野菜はとっても美味しいので、こちらのお店でも新鮮な野菜を使った料理はおすすめです◎ 特に白菜などの葉物野菜が、他の暑い地域のものに比べて格段に味が濃くておいしい。 お店の名前はCafe Tahu、黄色い看板が目印で、ブドゥグルへ向かうルートの通り沿いにあり、わかりやすいです。 芝生の広場に子供たちの遊具もあり、家族連れでもゆっくり過ごせるお店。お値段もローカル価格でお手頃です。 ↑ブドゥグルエリアには湖がいくつかあり、週末はどこも地元の観光客でにぎわっています。 この周辺で有名な観光地に、湖にあるお寺ウルン・ダヌ・ブラタン寺院があります。 ◆短い滞在期間の観光で来るとほとんどこのエリアに足を運ぶことはないかと思いますが、南部の暑い地域とはまた違った空気があり、気温も時には肌寒いくらいに涼しく過ごしやすいので、暑さに疲れたらぜひ立ち寄ってみてください。
バリ島農園だより No.21 ~豆腐料理の専門店~
食レポ記事が続きます! ここ最近のバリ島は嵐のような大雨が多く、なかなかお出かけもしにくいんですが、隙を見てブドゥグルという高原の避暑地へ行ってきました。 雨季ですから雨が降るのは当然なんですが、今年はなぜか暴風雨が多いです。台風が来ることがほとんどなく、風の対策をあまりしていないバリ島ですので風と雨が一度にやってくると、家の中に雨が吹き込んできたり、屋根が飛んだりと結構大変です💦 さて、街からブドゥグルに向かって登っていくと左側にTahu(豆腐)という看板が見えてきます。 インドネシアは中国系食文化の影響を強く受けていて、豆腐料理もたくさんあります。バリ島にある豆腐料理はスパイシーなものが多いですが、こちらのお店では中華風のものも含め様々な豆腐料理が食べられます。 残念ながら日本風のものはありませんが、通常は鶏肉などを作ってつくるインドネシア料理や中華風の料理をを豆腐に置き換えたものがたくさんあり、ヘルシーでとっても美味しいです! ↑こちらは白きくらげと湯葉のスープ。 ↑揚げた点心、中身は豆腐です。 ↑蒸し豆腐という名前のこちらは、卵豆腐のような味わい。 そうそう、涼しい高原地帯で採れるお野菜はとっても美味しいので、こちらのお店でも新鮮な野菜を使った料理はおすすめです◎ 特に白菜などの葉物野菜が、他の暑い地域のものに比べて格段に味が濃くておいしい。 お店の名前はCafe Tahu、黄色い看板が目印で、ブドゥグルへ向かうルートの通り沿いにあり、わかりやすいです。 芝生の広場に子供たちの遊具もあり、家族連れでもゆっくり過ごせるお店。お値段もローカル価格でお手頃です。 ↑ブドゥグルエリアには湖がいくつかあり、週末はどこも地元の観光客でにぎわっています。 この周辺で有名な観光地に、湖にあるお寺ウルン・ダヌ・ブラタン寺院があります。 ◆短い滞在期間の観光で来るとほとんどこのエリアに足を運ぶことはないかと思いますが、南部の暑い地域とはまた違った空気があり、気温も時には肌寒いくらいに涼しく過ごしやすいので、暑さに疲れたらぜひ立ち寄ってみてください。
バリ島農園だより Vol.20 ~隠れたナシアヤムの名店~
いつもバクミー(インドネシアの中華系ヌードル)とナシチャンプル(ご飯とおかずの盛り合わせ)のリサーチを欠かさない筆者です。 バリ島の屋台や食堂で売っているローカルフードのほとんどは辛すぎ、油大すぎ、味濃すぎで、毎食食べると胃が痛くなるし、なんてったって体に悪すぎます。美味しいんですけどね! そんな中先日とーっても美味しいナシアヤム(鶏肉のおかずがメインのナシチャンプル)のお店を見つけたのでご紹介しようと思います。 Warung NIK TUT 場所はチャングーからデンパサール方面に入ってすぐ。 ↑インドネシアのローカル食堂ではおかずは作り置きのスタイルが多いです。 選んで盛ってもらうこともできるし「チャンプル」といえばミックスという意味で、お任せでいろいろ盛り合わせてもらえます。 私は大抵どこでも、チャンプルをお願いします。 メニューはナシアヤムとブブール(バリ島のおかゆ)の2品のみ。 インドネシアのお店は専門店が多いです。バリの人は結構実は待つのが嫌い、、、かもしれない。 辛いのがダメな人は、サンバル(チリソース)は抜きでお願いしましょう! 注文をしたあとに、お店のオーナーであるイブ(インドネシア語でお母さん、ミセスの意味)が鶏肉を和えて仕上げをしてくれます。 素手に驚いてはいけません💦 バリの人は素手が食べ物をおいしくすると信じています! 食べる時も、スプーンやフォークより手を使って食べるほうが断然においしいと皆さん口をそろえて言います。 スープもついています。このスープも大抵他のお店では辛いし、化学調味料の味も濃くて飲み切ったことはないのですが、ここのは薄味でちゃんと鶏肉本来の味がします。 ご飯の上のおかずもすべて繊細な味で、どちらかというと外国人向けのレストランで食べるインドネシア料理のようなお味です。 揚げすぎでこげ茶になってることが多い鶏皮の揚げ物も、こちらでは丁度よい加減。 先ほどイブが和えてくれた鶏肉はものすごく柔らかくて、優しい味で、とにかく美味しい~。 これなら毎日食べれます。 何てったってお値段は、ローカル価格の15000ルピア(たったの120円!!)飲み物と合わせても200円以下! このクオリティのローカル食堂は中々ないので、リピート決定です◎ 余談ですがこちらのお店のオーナーであるイブは元々学校の先生で、その後ケータリングを始めて、バリ島の料理コンテストで一位になったこともあるとか。 だからかーと、納得のお味です。 ...
バリ島農園だより Vol.20 ~隠れたナシアヤムの名店~
いつもバクミー(インドネシアの中華系ヌードル)とナシチャンプル(ご飯とおかずの盛り合わせ)のリサーチを欠かさない筆者です。 バリ島の屋台や食堂で売っているローカルフードのほとんどは辛すぎ、油大すぎ、味濃すぎで、毎食食べると胃が痛くなるし、なんてったって体に悪すぎます。美味しいんですけどね! そんな中先日とーっても美味しいナシアヤム(鶏肉のおかずがメインのナシチャンプル)のお店を見つけたのでご紹介しようと思います。 Warung NIK TUT 場所はチャングーからデンパサール方面に入ってすぐ。 ↑インドネシアのローカル食堂ではおかずは作り置きのスタイルが多いです。 選んで盛ってもらうこともできるし「チャンプル」といえばミックスという意味で、お任せでいろいろ盛り合わせてもらえます。 私は大抵どこでも、チャンプルをお願いします。 メニューはナシアヤムとブブール(バリ島のおかゆ)の2品のみ。 インドネシアのお店は専門店が多いです。バリの人は結構実は待つのが嫌い、、、かもしれない。 辛いのがダメな人は、サンバル(チリソース)は抜きでお願いしましょう! 注文をしたあとに、お店のオーナーであるイブ(インドネシア語でお母さん、ミセスの意味)が鶏肉を和えて仕上げをしてくれます。 素手に驚いてはいけません💦 バリの人は素手が食べ物をおいしくすると信じています! 食べる時も、スプーンやフォークより手を使って食べるほうが断然においしいと皆さん口をそろえて言います。 スープもついています。このスープも大抵他のお店では辛いし、化学調味料の味も濃くて飲み切ったことはないのですが、ここのは薄味でちゃんと鶏肉本来の味がします。 ご飯の上のおかずもすべて繊細な味で、どちらかというと外国人向けのレストランで食べるインドネシア料理のようなお味です。 揚げすぎでこげ茶になってることが多い鶏皮の揚げ物も、こちらでは丁度よい加減。 先ほどイブが和えてくれた鶏肉はものすごく柔らかくて、優しい味で、とにかく美味しい~。 これなら毎日食べれます。 何てったってお値段は、ローカル価格の15000ルピア(たったの120円!!)飲み物と合わせても200円以下! このクオリティのローカル食堂は中々ないので、リピート決定です◎ 余談ですがこちらのお店のオーナーであるイブは元々学校の先生で、その後ケータリングを始めて、バリ島の料理コンテストで一位になったこともあるとか。 だからかーと、納得のお味です。 ...