バリ島農園だより Vol.20 ~隠れたナシアヤムの名店~
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いつもバクミー(インドネシアの中華系ヌードル)とナシチャンプル(ご飯とおかずの盛り合わせ)のリサーチを欠かさない筆者です。
バリ島の屋台や食堂で売っているローカルフードのほとんどは辛すぎ、油大すぎ、味濃すぎで、毎食食べると胃が痛くなるし、なんてったって体に悪すぎます。美味しいんですけどね!
そんな中先日とーっても美味しいナシアヤム(鶏肉のおかずがメインのナシチャンプル)のお店を見つけたのでご紹介しようと思います。
Warung NIK TUT 場所はチャングーからデンパサール方面に入ってすぐ。
↑インドネシアのローカル食堂ではおかずは作り置きのスタイルが多いです。
選んで盛ってもらうこともできるし「チャンプル」といえばミックスという意味で、お任せでいろいろ盛り合わせてもらえます。
私は大抵どこでも、チャンプルをお願いします。
メニューはナシアヤムとブブール(バリ島のおかゆ)の2品のみ。
インドネシアのお店は専門店が多いです。バリの人は結構実は待つのが嫌い、、、かもしれない。
辛いのがダメな人は、サンバル(チリソース)は抜きでお願いしましょう!
注文をしたあとに、お店のオーナーであるイブ(インドネシア語でお母さん、ミセスの意味)が鶏肉を和えて仕上げをしてくれます。
素手に驚いてはいけません💦
バリの人は素手が食べ物をおいしくすると信じています!
食べる時も、スプーンやフォークより手を使って食べるほうが断然においしいと皆さん口をそろえて言います。
スープもついています。このスープも大抵他のお店では辛いし、化学調味料の味も濃くて飲み切ったことはないのですが、ここのは薄味でちゃんと鶏肉本来の味がします。
ご飯の上のおかずもすべて繊細な味で、どちらかというと外国人向けのレストランで食べるインドネシア料理のようなお味です。
揚げすぎでこげ茶になってることが多い鶏皮の揚げ物も、こちらでは丁度よい加減。
先ほどイブが和えてくれた鶏肉はものすごく柔らかくて、優しい味で、とにかく美味しい~。
これなら毎日食べれます。
何てったってお値段は、ローカル価格の15000ルピア(たったの120円!!)飲み物と合わせても200円以下!
このクオリティのローカル食堂は中々ないので、リピート決定です◎
余談ですがこちらのお店のオーナーであるイブは元々学校の先生で、その後ケータリングを始めて、バリ島の料理コンテストで一位になったこともあるとか。
だからかーと、納得のお味です。