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バリ島農園だより No.27 〜バリ島の市場〜

バリ島農園だより No.27 〜バリ島の市場〜

バリ島の人々が毎日出かけて買い物をするところ、それは市場です。 地域ごとに必ず市場があり、朝市が多いですが、朝夕と開いているところもあります。 スーパーマーケットもありますが、どちらかと言うと外国人向けと言う感じで、地元の人々は殆ど利用することはありません。 今日はそんな生活になくてはならない市場をご紹介します。 食品しか売っていない市場もありますが、この市場では食品から生活用品、衣料品、なんでも売っています。 品質の保証はできませんが、基本的になんでも安いです^^; こちらのお店は毎日のお祈りや儀式に必要な道具から、お供え用の生花などを取り扱っています。 ↑お土産にも買いたいようなトレーやお香もたくさんあります。 ↑果物屋さんではローカルの果物から、輸入果物まで揃っています。日本では見ることのないスネークフルーツやランブータンもあります。 ↑野菜も葉物を中心にたくさん種類があります。 野菜のバラエティは日本と似ていると思います。中でも私はバヤムと言われるバリ島のほうれん草のような野菜が大好きです。日本のほうれん草とは見た目も違い、アクが少なくとても美味しいです。それから日本ではごく稀にしか見かけない長ーいさやいんげん(ささげ)もバリ島ではとてもポピュラーな食材です。 このささげ、シンプルに塩ゆでで食べても美味しい! ↑魚も新鮮。バリ島の魚は日本の魚に比べると脂が乗ってなくさっぱりしていますが、それはそれで美味しいです。バリ料理では揚げるか、スープにすることが多いです。 ↑他宗教のインドネシア、どの宗教的にも食べられる鶏肉料理が一番ポピュラーなので、鶏肉屋が何件もあります。他に豚肉、牛肉も売っています。注文するとカットしてくれるシステム。   バリ島の人々は毎朝この市場に出向き、1日分の料理をお母さんが朝のうちに用意します。 そして家族は皆好きな時に台所に行き各自ささっと食事を済ませると言う、日本とは全く違う食事スタイルです。 この常夏の気候で、1日分の料理を並べておきますので、傷みにくいようにか味は濃いめ、揚げ物多め、生野菜は基本的にありません。 美味しいですがちょっとヘルシーとは程遠いのがバリ料理!   ◆観光で来るとローカル市場に出かけることはほぼないかと思いますが、朝早起きして市場に足を運び、地元の人々の生活に触れてみるのもオススメです。  

バリ島農園だより No.27 〜バリ島の市場〜

バリ島の人々が毎日出かけて買い物をするところ、それは市場です。 地域ごとに必ず市場があり、朝市が多いですが、朝夕と開いているところもあります。 スーパーマーケットもありますが、どちらかと言うと外国人向けと言う感じで、地元の人々は殆ど利用することはありません。 今日はそんな生活になくてはならない市場をご紹介します。 食品しか売っていない市場もありますが、この市場では食品から生活用品、衣料品、なんでも売っています。 品質の保証はできませんが、基本的になんでも安いです^^; こちらのお店は毎日のお祈りや儀式に必要な道具から、お供え用の生花などを取り扱っています。 ↑お土産にも買いたいようなトレーやお香もたくさんあります。 ↑果物屋さんではローカルの果物から、輸入果物まで揃っています。日本では見ることのないスネークフルーツやランブータンもあります。 ↑野菜も葉物を中心にたくさん種類があります。 野菜のバラエティは日本と似ていると思います。中でも私はバヤムと言われるバリ島のほうれん草のような野菜が大好きです。日本のほうれん草とは見た目も違い、アクが少なくとても美味しいです。それから日本ではごく稀にしか見かけない長ーいさやいんげん(ささげ)もバリ島ではとてもポピュラーな食材です。 このささげ、シンプルに塩ゆでで食べても美味しい! ↑魚も新鮮。バリ島の魚は日本の魚に比べると脂が乗ってなくさっぱりしていますが、それはそれで美味しいです。バリ料理では揚げるか、スープにすることが多いです。 ↑他宗教のインドネシア、どの宗教的にも食べられる鶏肉料理が一番ポピュラーなので、鶏肉屋が何件もあります。他に豚肉、牛肉も売っています。注文するとカットしてくれるシステム。   バリ島の人々は毎朝この市場に出向き、1日分の料理をお母さんが朝のうちに用意します。 そして家族は皆好きな時に台所に行き各自ささっと食事を済ませると言う、日本とは全く違う食事スタイルです。 この常夏の気候で、1日分の料理を並べておきますので、傷みにくいようにか味は濃いめ、揚げ物多め、生野菜は基本的にありません。 美味しいですがちょっとヘルシーとは程遠いのがバリ料理!   ◆観光で来るとローカル市場に出かけることはほぼないかと思いますが、朝早起きして市場に足を運び、地元の人々の生活に触れてみるのもオススメです。  

バリ島農園だより No.25 ~クサンバの塩田~

バリ島農園だより No.25 ~クサンバの塩田~

バリ島と言えば島ですから、もちろん海に囲まれており色々な場所で塩づくりが行われています。 その中でもクサンバという場所の塩は特別に美味しいとされていて、お土産物としても有名になっています。 フランスのゲランド、バリ島のクサンバ、といったところでしょうか。 今日はそんなクサンバの天日塩を紹介します。 ダイビングが盛んなバリ島東海岸、チャンディダサの手前に位置しています。 クサンバの海岸へ行くと沢山の塩農家が集まっています。 日本では平釜で海水を焚いて塩を作る方法が多いですが、クサンバの塩は天日干しで作られます。 ↑ここに海水を流し、天日でゆっくりと乾燥させていきます。 表面に塩の結晶が浮いてきているのが見えますか? まるでかき氷みたいですね! 出来立ての塩、結晶が崩れてなくそのままで、キラキラと輝いてとても美しいです。 クサンバはブランド塩なだけあって、他の地域の塩よりは少しお高め(と言っても日本での価格を考えるとすごく安い)ですが、食べ比べてもより旨味や甘みがあるように感じます。 炊き立てご飯にクサンバのお塩だけでおにぎりを作ると本当に美味しいです! 海水が徐々に塩になっていく様子はとっても興味深いですね。 もしチャンディダサやアメッドなどのバリ島東海岸へ行く予定のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。最近話題の離島、ヌサペニダへの船もクサンバから出ています。    

バリ島農園だより No.25 ~クサンバの塩田~

バリ島と言えば島ですから、もちろん海に囲まれており色々な場所で塩づくりが行われています。 その中でもクサンバという場所の塩は特別に美味しいとされていて、お土産物としても有名になっています。 フランスのゲランド、バリ島のクサンバ、といったところでしょうか。 今日はそんなクサンバの天日塩を紹介します。 ダイビングが盛んなバリ島東海岸、チャンディダサの手前に位置しています。 クサンバの海岸へ行くと沢山の塩農家が集まっています。 日本では平釜で海水を焚いて塩を作る方法が多いですが、クサンバの塩は天日干しで作られます。 ↑ここに海水を流し、天日でゆっくりと乾燥させていきます。 表面に塩の結晶が浮いてきているのが見えますか? まるでかき氷みたいですね! 出来立ての塩、結晶が崩れてなくそのままで、キラキラと輝いてとても美しいです。 クサンバはブランド塩なだけあって、他の地域の塩よりは少しお高め(と言っても日本での価格を考えるとすごく安い)ですが、食べ比べてもより旨味や甘みがあるように感じます。 炊き立てご飯にクサンバのお塩だけでおにぎりを作ると本当に美味しいです! 海水が徐々に塩になっていく様子はとっても興味深いですね。 もしチャンディダサやアメッドなどのバリ島東海岸へ行く予定のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。最近話題の離島、ヌサペニダへの船もクサンバから出ています。    

バリ島農園だより No.24 ~バリ島最高峰アグン山のブサキ寺院~

バリ島農園だより No.24 ~バリ島最高峰アグン山のブサキ寺院~

バリ島北東部カランガセムに位置し、バリ島内最高峰で、富士山よりちょっと低いアグン山。 古くから聖なる神の山として信仰され、言わばバリ島の中心、どこからでもこの山の方角を「北」と呼びます。(つまり地図上の北岸へ移動すれば南側を「北」と呼ぶことになるということです)。 まだ記憶に新しい、2018年にも噴火し、大勢の人々が避難、長い間立ち入り禁止にもなっていた活火山です。 この山の麓の、標高1000m当たりにバリ島でも最も重要な寺院、ブサキ寺院があります。 大きな祭礼の際にはバリ島中から参拝者が訪れますが、今回はバリ人一族のお参りに参加して来ました!   お花を手にしお祈りをする人々。観光で行くとこの境内に入ることはできません。 ブサキ寺院は複数のお寺が集まっていてとても広いです。まずは下の方のお寺でお祈りをしてから、階段を上りメインのお寺へと向かいます。 ここから階段をずーっと登っていきます、日影がほとんどなく高地の鋭い日差しが容赦なく照り付けるので日焼けには要注意! 空気もきれいで空もとても澄み切っています✨ 今は観光客は全くいませんが、観光客が中に入るのに専門ガイドが必要なため、そのガイド料のぼったくりや、しつこい物売りが多いなど以前はいろいろと問題が多かったらしいです。 とにかく広い! 破壊神シヴァ、繁栄神ヴィシュヌ、創造神ブラフマのヒンドゥー三大神が中心に祀られており、その周りに多くの神々の祠があります。 ここには本当に神聖で清らかな空気が流れているように思います。 ↑この塔って日本の五重の塔を思い出しませんか? お寺を参拝するときの正装は基本的には「白」です。 一般の人々は白いシャツに柄の腰巻ですが、全身白の方々を見かけたらそれはお坊さん。 門もまた特別に荘厳、、、! お寺を回って何度もお祈りをし、何度も聖水でお清めもしてもらい、数時間かけてブサキ寺院の参拝は終わりました。 ブサキ寺院までの道のりは結構まっすぐな道路がついているので行きやすく、バリ島の観光エリアからも思いのほか遠くもありません。 ただ祭礼の時にはバリ中からの参拝客で大渋滞になるので、ブサキ寺院を訪れる時にはスケジュールを確認しておいた方が良いです。 ◆境内には入れなくてもお寺を周りから見て回ることはできるので、この特別な聖なる空気を感じたい方はぜひ、訪れてみてください。 ※観光で訪れる場合にも正装が推奨されます。バリ島の正装は州都デンパサールのお店などではとっても安く買えるので、来られたら一式揃えるのがおすすめ◎            

バリ島農園だより No.24 ~バリ島最高峰アグン山のブサキ寺院~

バリ島北東部カランガセムに位置し、バリ島内最高峰で、富士山よりちょっと低いアグン山。 古くから聖なる神の山として信仰され、言わばバリ島の中心、どこからでもこの山の方角を「北」と呼びます。(つまり地図上の北岸へ移動すれば南側を「北」と呼ぶことになるということです)。 まだ記憶に新しい、2018年にも噴火し、大勢の人々が避難、長い間立ち入り禁止にもなっていた活火山です。 この山の麓の、標高1000m当たりにバリ島でも最も重要な寺院、ブサキ寺院があります。 大きな祭礼の際にはバリ島中から参拝者が訪れますが、今回はバリ人一族のお参りに参加して来ました!   お花を手にしお祈りをする人々。観光で行くとこの境内に入ることはできません。 ブサキ寺院は複数のお寺が集まっていてとても広いです。まずは下の方のお寺でお祈りをしてから、階段を上りメインのお寺へと向かいます。 ここから階段をずーっと登っていきます、日影がほとんどなく高地の鋭い日差しが容赦なく照り付けるので日焼けには要注意! 空気もきれいで空もとても澄み切っています✨ 今は観光客は全くいませんが、観光客が中に入るのに専門ガイドが必要なため、そのガイド料のぼったくりや、しつこい物売りが多いなど以前はいろいろと問題が多かったらしいです。 とにかく広い! 破壊神シヴァ、繁栄神ヴィシュヌ、創造神ブラフマのヒンドゥー三大神が中心に祀られており、その周りに多くの神々の祠があります。 ここには本当に神聖で清らかな空気が流れているように思います。 ↑この塔って日本の五重の塔を思い出しませんか? お寺を参拝するときの正装は基本的には「白」です。 一般の人々は白いシャツに柄の腰巻ですが、全身白の方々を見かけたらそれはお坊さん。 門もまた特別に荘厳、、、! お寺を回って何度もお祈りをし、何度も聖水でお清めもしてもらい、数時間かけてブサキ寺院の参拝は終わりました。 ブサキ寺院までの道のりは結構まっすぐな道路がついているので行きやすく、バリ島の観光エリアからも思いのほか遠くもありません。 ただ祭礼の時にはバリ中からの参拝客で大渋滞になるので、ブサキ寺院を訪れる時にはスケジュールを確認しておいた方が良いです。 ◆境内には入れなくてもお寺を周りから見て回ることはできるので、この特別な聖なる空気を感じたい方はぜひ、訪れてみてください。 ※観光で訪れる場合にも正装が推奨されます。バリ島の正装は州都デンパサールのお店などではとっても安く買えるので、来られたら一式揃えるのがおすすめ◎            

バリ島農園だより No.23 ~道端で見る果物の木~

バリ島農園だより No.23 ~道端で見る果物の木~

常夏のバリ島は緑豊かで、食べられるものがそこら中に生えています! 果物はもちろん、空心菜や、イモのツルや、モリンガ、パパイヤの葉っぱなどなど、野菜として食べられるものも沢山あります。 今日はそんな道端や庭先で見かける果物を紹介します。   サボテンの仲間!ドラゴンフルーツ 今至る所で見かけるのがこのドラゴンフルーツ 日本でも大きめのスーパーなどでは売られていますよね。 ドラゴンフルーツは多肉植物、サボテンの仲間だと知っていましたか? ちょっとひょろひょろとした、寄生するサボテンのような植物です。 これは木に寄生しているドラゴンフルーツ、沢山花が咲いています。 この花はとても大きくて、綺麗なんですよ! 手のひらと同じくらいです。 バリ島のドラゴンフルーツは中まで真っ赤なものが多く、日本で食べたことのある白い品種よりもずっとジューシーで甘く美味しいです。 ドラゴンフルーツジュースや、スムージーも色の美しさとヘルシーさから大人気なんですよ。 バリ島では町中のちょっとした路地なんかでもよく生えています。   パパイヤ 実は上のドラゴンフルーツの写真の前に見えるのもパパイヤの木なのですが、パパイヤもすごく丈夫で成長が早く、食べた種をそのあたりに捨てただけでどんどん生えてぐんぐん成長します。 これはコーヒー農園に生えているパパイヤの木。 実も沢山なるので、食べきれないほどになります。 農園ではこういった果物を使って天然酵母を作っています。 パパイヤの葉っぱは薬草のようなものらしく、とても体に良い野菜としても食べられます。若い葉を茹でてサンバル(インドネシアのチリソース)をつけて食べることが多く、結構苦みがあり好き嫌いがある味ですが、山菜などの苦みに慣れている方なら抵抗なく食べれると思いますよ。 ちなみに私はてんぷらにしてみたことがありますが、とても美味しかったです。   なんたってバナナ バナナもパパイヤ同様にどんどん増える植物の一つです。 落ちた実から勝手に生えていくので、バナナ林は至る所にあります。 バナナとひとことに言っても、バリ島にはたくさんの種類のバナナがあり、生食には向かないものや、大きな種があるものなど全部のバナナがそのまま食べておいしいわけではありません。 町中に生えるバナナ。 下の方についているのはバナナの花です。...

バリ島農園だより No.23 ~道端で見る果物の木~

常夏のバリ島は緑豊かで、食べられるものがそこら中に生えています! 果物はもちろん、空心菜や、イモのツルや、モリンガ、パパイヤの葉っぱなどなど、野菜として食べられるものも沢山あります。 今日はそんな道端や庭先で見かける果物を紹介します。   サボテンの仲間!ドラゴンフルーツ 今至る所で見かけるのがこのドラゴンフルーツ 日本でも大きめのスーパーなどでは売られていますよね。 ドラゴンフルーツは多肉植物、サボテンの仲間だと知っていましたか? ちょっとひょろひょろとした、寄生するサボテンのような植物です。 これは木に寄生しているドラゴンフルーツ、沢山花が咲いています。 この花はとても大きくて、綺麗なんですよ! 手のひらと同じくらいです。 バリ島のドラゴンフルーツは中まで真っ赤なものが多く、日本で食べたことのある白い品種よりもずっとジューシーで甘く美味しいです。 ドラゴンフルーツジュースや、スムージーも色の美しさとヘルシーさから大人気なんですよ。 バリ島では町中のちょっとした路地なんかでもよく生えています。   パパイヤ 実は上のドラゴンフルーツの写真の前に見えるのもパパイヤの木なのですが、パパイヤもすごく丈夫で成長が早く、食べた種をそのあたりに捨てただけでどんどん生えてぐんぐん成長します。 これはコーヒー農園に生えているパパイヤの木。 実も沢山なるので、食べきれないほどになります。 農園ではこういった果物を使って天然酵母を作っています。 パパイヤの葉っぱは薬草のようなものらしく、とても体に良い野菜としても食べられます。若い葉を茹でてサンバル(インドネシアのチリソース)をつけて食べることが多く、結構苦みがあり好き嫌いがある味ですが、山菜などの苦みに慣れている方なら抵抗なく食べれると思いますよ。 ちなみに私はてんぷらにしてみたことがありますが、とても美味しかったです。   なんたってバナナ バナナもパパイヤ同様にどんどん増える植物の一つです。 落ちた実から勝手に生えていくので、バナナ林は至る所にあります。 バナナとひとことに言っても、バリ島にはたくさんの種類のバナナがあり、生食には向かないものや、大きな種があるものなど全部のバナナがそのまま食べておいしいわけではありません。 町中に生えるバナナ。 下の方についているのはバナナの花です。...

バリ島農園だより Vol.18 ~バリ島のクリスマス~

バリ島農園だより Vol.18 ~バリ島のクリスマス~

南国のクリスマスってどんな感じ?って昔は不思議に思っていました。 実際にバリ島ではバリヒンズー教が大多数を占めるので、一部観光地エリアを除いて、クリスマスのイルミネーションなんかもほとんどありませんし、ヒンズー教の家庭ではクリスマスを祝うことはないです。 けれどインドネシア全体にはキリスト教の人々も実は多く、バリ人でもキリスト教に改宗する人もいます。 キリスト教のバリ人家庭の家です。立派なクリスマスツリーがあります。 だけれどバリ島のクリスマスパーティーはヨーロッパのものとは違いました! こちらの家庭ではプレゼント交換がなく、家族(もちろん家族はヒンズー教の方が多いです)が集まって思い思いに過ごすパーティー。 元々バリには長い時間かけて食事を楽しむ文化がありません。 クリスマスの食事もとってもシンプルでした。 手前はナシチャンプルという言ってみればいつも通りの、ご飯とおかずの盛り合わせ。 それとインドネシア人みんな大好きなバクソというミートボールのスープ(こちらは日本でいうおでんのような感じ?)。 これらをちゃちゃっと食べておしまいでした。 インドネシアでもジャカルタなどの人々は洋食も好きなイメージがありますが、特にバリの人に限っては、皆さんとにかくバリ料理がないと食べた気がしない!という感じの印象です。 日本でいえばクリスマスにお味噌汁付きの和食を食べるという感じですね。 食事の後は男性陣は恒例の飲み会、女性陣は集まって井戸端会議。 (バリ島のお酒の飲み方がこれまた特殊で、、、またそれは次の機会に^^) 元気いっぱいの子供たちは庭でボール遊びを楽しんでいました。 ↑一般的なバリ人の家とは違い、家寺はありません。 バリ島のクリスチャン居住区にはバリ島の赤レンガと、ステンドグラスがマッチしたバリ風の教会があったりして、あまり知られていませんがとても美しいです。 中に入れるかはちょっとわからないのですが、機会があればぜひ見に行ってみてください。 ちなみに、外国人の多い観光エリアではクリスマスにはレストランはクリスマスディナーを企画し、町はライブミュージックで溢れにぎやかでした。 各店舗でクリスマスツリーも工夫を凝らし、ココナッツやヤシの木で作られたものもありましたよ! もちろん雪もないし、とっても暑くてクリスマスっぽい雰囲気には少し欠けるのかもしれませんが、それでも年末特有のにぎやかさがあり、常夏のクリスマスも良いものです。   日本の皆様も良い年末年始をお過ごしください。 →もちろん次回のブログはバリ島のお正月!  

バリ島農園だより Vol.18 ~バリ島のクリスマス~

南国のクリスマスってどんな感じ?って昔は不思議に思っていました。 実際にバリ島ではバリヒンズー教が大多数を占めるので、一部観光地エリアを除いて、クリスマスのイルミネーションなんかもほとんどありませんし、ヒンズー教の家庭ではクリスマスを祝うことはないです。 けれどインドネシア全体にはキリスト教の人々も実は多く、バリ人でもキリスト教に改宗する人もいます。 キリスト教のバリ人家庭の家です。立派なクリスマスツリーがあります。 だけれどバリ島のクリスマスパーティーはヨーロッパのものとは違いました! こちらの家庭ではプレゼント交換がなく、家族(もちろん家族はヒンズー教の方が多いです)が集まって思い思いに過ごすパーティー。 元々バリには長い時間かけて食事を楽しむ文化がありません。 クリスマスの食事もとってもシンプルでした。 手前はナシチャンプルという言ってみればいつも通りの、ご飯とおかずの盛り合わせ。 それとインドネシア人みんな大好きなバクソというミートボールのスープ(こちらは日本でいうおでんのような感じ?)。 これらをちゃちゃっと食べておしまいでした。 インドネシアでもジャカルタなどの人々は洋食も好きなイメージがありますが、特にバリの人に限っては、皆さんとにかくバリ料理がないと食べた気がしない!という感じの印象です。 日本でいえばクリスマスにお味噌汁付きの和食を食べるという感じですね。 食事の後は男性陣は恒例の飲み会、女性陣は集まって井戸端会議。 (バリ島のお酒の飲み方がこれまた特殊で、、、またそれは次の機会に^^) 元気いっぱいの子供たちは庭でボール遊びを楽しんでいました。 ↑一般的なバリ人の家とは違い、家寺はありません。 バリ島のクリスチャン居住区にはバリ島の赤レンガと、ステンドグラスがマッチしたバリ風の教会があったりして、あまり知られていませんがとても美しいです。 中に入れるかはちょっとわからないのですが、機会があればぜひ見に行ってみてください。 ちなみに、外国人の多い観光エリアではクリスマスにはレストランはクリスマスディナーを企画し、町はライブミュージックで溢れにぎやかでした。 各店舗でクリスマスツリーも工夫を凝らし、ココナッツやヤシの木で作られたものもありましたよ! もちろん雪もないし、とっても暑くてクリスマスっぽい雰囲気には少し欠けるのかもしれませんが、それでも年末特有のにぎやかさがあり、常夏のクリスマスも良いものです。   日本の皆様も良い年末年始をお過ごしください。 →もちろん次回のブログはバリ島のお正月!  

バリ島農園だより No.17 ~赤ちゃんの3か月の儀式~

バリ島農園だより No.17 ~赤ちゃんの3か月の儀式~

さてさて、またもや儀式に参加して来ました! 今回はティガブラナンと言われる、赤ちゃんの三か月のお祝いです。 日本でいうところの、お宮参りやお食い初めのような儀式ですね。 お坊さんに無病息災を祈願してもらう儀式から始まって、儀式の後は親せきや友人を招いての盛大なパーティー!(儀式だけの場合もあります) この儀式でもやはり、花やヤシや果物を使った大量のお供え物が用意されます。 元々昔は赤ちゃんを川に入れるというなんだかキリスト教の洗礼式を思い起こさせるような儀式だったそうです。今ではほとんどが簡略化されて、水はかけるだけの場合も多いです。 私が考察するに、きっと昔は日本と同じで3か月以前は亡くなる子供も多かったのではないでしょうか。 3か月まで元気に育った子は、初めて大勢の人の前にお披露目され、盛大にお祝いされるという意味があるのではないかなと思います。 この儀式でもやっぱり大量のサテ(バリ島のつくね)😊 こんなふうに道端を使われることも多いです。 日本ではあまり考えられないですが、バリの人々は家の前の道路は自分の家の敷地のように使います。 道を使って儀式を行っていることもありますが、道に米が干してあることもあるし、工事の建材が置いてあることもあります。 2車線あるはずが、一車線になってしまって渋滞しても、誰も文句を言わずに黙って避けて通ります、、、すごいですよね! 話がずれましたが、今回の儀式の一番の見どころはジョゲッと呼ばれる余興ダンスでした。 バリ舞踊のようですが、奉納ダンスとして踊られる(日本でいうところの神楽や巫女舞)ものとは別で、ジョゲッはパーティーなどを盛り上げるためにダンサーたちは会場から一人ずつお客さんを引っ張り出して、一緒に踊ります。 お客さんたちはふざけて笑いを取るのが定番で、ちょっと下ネタ的なことをしても良いことになっています。 なので、おもしろくて大胆なおじさんが引っ張り出されてくると会場は特に盛り上がったり!? このパーティーには外国人も数人来ていたので、彼らが引っ張って行かれたときもとても盛り上がっていました! やはりどこの国の人々も、外国の方が自分の国の伝統行事に参加して楽しんでくれているのを見るのは嬉しいということですね。 このパーティーも夜遅くまで丸一日中続きます。 ヨーロッパなんかでもパーティーはほぼ一日に渡るところもあるようですから、きっちり2,3時間でパーティーが終わるという日本人はやはり世界的に見ても忙しいのでしょうね。    

バリ島農園だより No.17 ~赤ちゃんの3か月の儀式~

さてさて、またもや儀式に参加して来ました! 今回はティガブラナンと言われる、赤ちゃんの三か月のお祝いです。 日本でいうところの、お宮参りやお食い初めのような儀式ですね。 お坊さんに無病息災を祈願してもらう儀式から始まって、儀式の後は親せきや友人を招いての盛大なパーティー!(儀式だけの場合もあります) この儀式でもやはり、花やヤシや果物を使った大量のお供え物が用意されます。 元々昔は赤ちゃんを川に入れるというなんだかキリスト教の洗礼式を思い起こさせるような儀式だったそうです。今ではほとんどが簡略化されて、水はかけるだけの場合も多いです。 私が考察するに、きっと昔は日本と同じで3か月以前は亡くなる子供も多かったのではないでしょうか。 3か月まで元気に育った子は、初めて大勢の人の前にお披露目され、盛大にお祝いされるという意味があるのではないかなと思います。 この儀式でもやっぱり大量のサテ(バリ島のつくね)😊 こんなふうに道端を使われることも多いです。 日本ではあまり考えられないですが、バリの人々は家の前の道路は自分の家の敷地のように使います。 道を使って儀式を行っていることもありますが、道に米が干してあることもあるし、工事の建材が置いてあることもあります。 2車線あるはずが、一車線になってしまって渋滞しても、誰も文句を言わずに黙って避けて通ります、、、すごいですよね! 話がずれましたが、今回の儀式の一番の見どころはジョゲッと呼ばれる余興ダンスでした。 バリ舞踊のようですが、奉納ダンスとして踊られる(日本でいうところの神楽や巫女舞)ものとは別で、ジョゲッはパーティーなどを盛り上げるためにダンサーたちは会場から一人ずつお客さんを引っ張り出して、一緒に踊ります。 お客さんたちはふざけて笑いを取るのが定番で、ちょっと下ネタ的なことをしても良いことになっています。 なので、おもしろくて大胆なおじさんが引っ張り出されてくると会場は特に盛り上がったり!? このパーティーには外国人も数人来ていたので、彼らが引っ張って行かれたときもとても盛り上がっていました! やはりどこの国の人々も、外国の方が自分の国の伝統行事に参加して楽しんでくれているのを見るのは嬉しいということですね。 このパーティーも夜遅くまで丸一日中続きます。 ヨーロッパなんかでもパーティーはほぼ一日に渡るところもあるようですから、きっちり2,3時間でパーティーが終わるという日本人はやはり世界的に見ても忙しいのでしょうね。