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バリ島農園だより No.40 ~バリヒンズーのお寺の儀式オダラン~

バリ島農園だより No.40 ~バリヒンズーのお寺の儀式オダラン~

インドネシアといえばイスラム教徒の多い国ですが、バリ人に関していうと、バリヒンズー教徒が大多数を占めています。 ヒンズー教と言っても、インドのヒンズー教とバリのヒンズー教は結構違っていて、バリのヒンズー教ではチャナンと言われる、花やお米や葉っぱから作られるお供え物をとにかく山のように至る所にお供えします。 ありとあらゆる儀式も大切で、毎月のように何かしらの大きな儀式が行われます。 以前ご紹介したように、各家ごとにも寺があるのですが、各村ごとにもいくつかの寺があります。 そして村を上げて盛大に行われるのがオダランという創立祭に当る儀式です。   この儀式は数日間に渡って行われ、その準備も数日間かけて村人を集めてすべて手作業で行われます。 お寺の中では朝から深夜まで、奉納舞踊やガムラン演奏、数々の儀式が次々と催されていきます。 中でも目を引くのは、大きな美しいお供えを頭に乗せた女性たちの行列ではないでしょうか。   普段は2軒先の家までもスクーターに乗って行く、ほんとに歩かないバリの人々ですが、この日ばかりは自宅から寺までの距離を徒歩で向かいます。 このお供え、ものすごく重たいんですよ!! いや~本当にすごいですね! まるでサーカスのようです。 色とりどりのクバヤと言われる伝統衣装に身を包んだ女性たちが、きらびやかなお供えをいとも簡単に頭に乗せ、笑顔で行列し歩く姿は圧巻です✨ お供えには様々な果物、ケーキなどのお菓子、鶏肉など、盛りだくさん。 (ちなみにこのお供えの内容については村の回覧板にて指示されるそうです、、、) こんな小さな時から練習します💓 でないとできないですよね~! 村の人々が総出ですから、寺の周りには出店も出ます。 どこか日本の神社のお祭りのようでもありますね。 バリ島伝統衣装、とても美しい✨ 上の写真で女性たちが手に持っているのは、お祈り用の花とお香です。 先ほどの大きなお供えを本殿に設置し終えたら、次はお祈りに回ります。 お祈りのお花も、衣装に負けじと美しい、これぞバリ島の美。 この花を両手に挟み、その手を額の位置に当ててお祈りをします。 お祈りのお花は基本的に使い捨てで、祈り終わったものは皆その場へ残していきます。 人々が立ち去った後、花で地面が埋もれている様子もまた素敵。 このオダランには基本的に観光客は参加することはできませんが、バリ島を旅行しているとどこかで一度はオダランの行列に出会うことがあるかと思います。 オダランの行列はのんびりと道路を歩くので、大渋滞を起こしますが、誰一人文句を言わずにじっと行列が過ぎるのを待ちます。...

バリ島農園だより No.40 ~バリヒンズーのお寺の儀式オダラン~

インドネシアといえばイスラム教徒の多い国ですが、バリ人に関していうと、バリヒンズー教徒が大多数を占めています。 ヒンズー教と言っても、インドのヒンズー教とバリのヒンズー教は結構違っていて、バリのヒンズー教ではチャナンと言われる、花やお米や葉っぱから作られるお供え物をとにかく山のように至る所にお供えします。 ありとあらゆる儀式も大切で、毎月のように何かしらの大きな儀式が行われます。 以前ご紹介したように、各家ごとにも寺があるのですが、各村ごとにもいくつかの寺があります。 そして村を上げて盛大に行われるのがオダランという創立祭に当る儀式です。   この儀式は数日間に渡って行われ、その準備も数日間かけて村人を集めてすべて手作業で行われます。 お寺の中では朝から深夜まで、奉納舞踊やガムラン演奏、数々の儀式が次々と催されていきます。 中でも目を引くのは、大きな美しいお供えを頭に乗せた女性たちの行列ではないでしょうか。   普段は2軒先の家までもスクーターに乗って行く、ほんとに歩かないバリの人々ですが、この日ばかりは自宅から寺までの距離を徒歩で向かいます。 このお供え、ものすごく重たいんですよ!! いや~本当にすごいですね! まるでサーカスのようです。 色とりどりのクバヤと言われる伝統衣装に身を包んだ女性たちが、きらびやかなお供えをいとも簡単に頭に乗せ、笑顔で行列し歩く姿は圧巻です✨ お供えには様々な果物、ケーキなどのお菓子、鶏肉など、盛りだくさん。 (ちなみにこのお供えの内容については村の回覧板にて指示されるそうです、、、) こんな小さな時から練習します💓 でないとできないですよね~! 村の人々が総出ですから、寺の周りには出店も出ます。 どこか日本の神社のお祭りのようでもありますね。 バリ島伝統衣装、とても美しい✨ 上の写真で女性たちが手に持っているのは、お祈り用の花とお香です。 先ほどの大きなお供えを本殿に設置し終えたら、次はお祈りに回ります。 お祈りのお花も、衣装に負けじと美しい、これぞバリ島の美。 この花を両手に挟み、その手を額の位置に当ててお祈りをします。 お祈りのお花は基本的に使い捨てで、祈り終わったものは皆その場へ残していきます。 人々が立ち去った後、花で地面が埋もれている様子もまた素敵。 このオダランには基本的に観光客は参加することはできませんが、バリ島を旅行しているとどこかで一度はオダランの行列に出会うことがあるかと思います。 オダランの行列はのんびりと道路を歩くので、大渋滞を起こしますが、誰一人文句を言わずにじっと行列が過ぎるのを待ちます。...

バリ島農園だより No.39 ~大人気ビーチクラブ・ポテトヘッドに行って見た~

バリ島農園だより No.39 ~大人気ビーチクラブ・ポテトヘッドに行って見た~

バリ島に数あるビーチクラブの中でも比較的古く、今もなお大人気なスミニャックエリアのポテトヘッド・ビーチクラブ。 2年ほど前にホテルも新設され、更にパワーアップしています。   ビーチクラブというとあまり日本人には馴染みのないものかと思いますが、基本的にビーチにあり(当然ですね)、プールがあり、ごろごろできるデイベッドがあり、料理とお酒が楽しめ、DJが常駐しいい感じの音楽がうるさすぎない音量でかかっているリゾート感満載の場所です。 ポテトヘッドは二つのレストランと、その間にあるビーチクラブエリア(上の写真のようなデイベッドのあるエリア)に分かれており、今回お店に連絡をしたところデイベッドの予約可能な場所は一杯で予約不可のシートもあるので直接来てくださいとのことで、サンセットタイムより少し早めの5時前頃に伺いました。 入り口で持ち物の検査があるのですが、すでに人が並んでいました! 大人気ですね~。 荷物検査を過ぎると、こんな素敵なトンネルを抜けて奥へと進んでいきます。  トンネル内はまるでミュージアムのようになっています。 おっしゃれ~✨ トンネルを出ると中庭に到達。奥に見える進撃の巨人の壁のような部分がビーチクラブです。 さて、この中へ入っていきます こちらがビーチクラブエリアなのですが、デイベッドはすべて一杯だったのでウェイティングリストに名前を入れてもらい、レストランの方で一杯飲みながら待つことにしました。 ちなみに奥に見えるビーチフロントのソファシートは最低飲食料金(ミニマムスペンドと言われます)が150万ルピア以上(約13000円)、手前の芝生エリアは100万ルピア以上(約9000円)となっています。二人だともしかしたらこの料金に満たないかもしれませんが、3人以上でしたらこのくらいは使うと思います。 この両側にあるレストランエリアは最低飲食料金がないので、二人の場合はそちらを利用するのも良いと思います。 ※そしてこのエリアは座った時点でクレジットカード、または現金を預けるシステムになっていました。  トロピカルなカクテル、クラフトビールやノンアルコールのカクテル、魅力的なドリンクメニュー。スイカを使ったモヒートが美味しかったです💓 ビーチクラブエリアのフードメニューは結構ベーシックなウェスタンメニューでした。食べ物の味ではバリのビーチクラブの中では普通だな、、、というのが私の印象。  心地の良いラウンジミュージックに、潮風、昼間も良いけれど私はビーチクラブの夜の雰囲気が幻想的で好きです。 最近ビーチクラブはどこも満員で予約が取りにくい状況です。予約可能席が埋まっていても、フリーの席が空いていることが多いので、ランチタイムやディナータイムをちょっとずらした時間帯にトライしてみると良いと思います!

バリ島農園だより No.39 ~大人気ビーチクラブ・ポテトヘッドに行って見た~

バリ島に数あるビーチクラブの中でも比較的古く、今もなお大人気なスミニャックエリアのポテトヘッド・ビーチクラブ。 2年ほど前にホテルも新設され、更にパワーアップしています。   ビーチクラブというとあまり日本人には馴染みのないものかと思いますが、基本的にビーチにあり(当然ですね)、プールがあり、ごろごろできるデイベッドがあり、料理とお酒が楽しめ、DJが常駐しいい感じの音楽がうるさすぎない音量でかかっているリゾート感満載の場所です。 ポテトヘッドは二つのレストランと、その間にあるビーチクラブエリア(上の写真のようなデイベッドのあるエリア)に分かれており、今回お店に連絡をしたところデイベッドの予約可能な場所は一杯で予約不可のシートもあるので直接来てくださいとのことで、サンセットタイムより少し早めの5時前頃に伺いました。 入り口で持ち物の検査があるのですが、すでに人が並んでいました! 大人気ですね~。 荷物検査を過ぎると、こんな素敵なトンネルを抜けて奥へと進んでいきます。  トンネル内はまるでミュージアムのようになっています。 おっしゃれ~✨ トンネルを出ると中庭に到達。奥に見える進撃の巨人の壁のような部分がビーチクラブです。 さて、この中へ入っていきます こちらがビーチクラブエリアなのですが、デイベッドはすべて一杯だったのでウェイティングリストに名前を入れてもらい、レストランの方で一杯飲みながら待つことにしました。 ちなみに奥に見えるビーチフロントのソファシートは最低飲食料金(ミニマムスペンドと言われます)が150万ルピア以上(約13000円)、手前の芝生エリアは100万ルピア以上(約9000円)となっています。二人だともしかしたらこの料金に満たないかもしれませんが、3人以上でしたらこのくらいは使うと思います。 この両側にあるレストランエリアは最低飲食料金がないので、二人の場合はそちらを利用するのも良いと思います。 ※そしてこのエリアは座った時点でクレジットカード、または現金を預けるシステムになっていました。  トロピカルなカクテル、クラフトビールやノンアルコールのカクテル、魅力的なドリンクメニュー。スイカを使ったモヒートが美味しかったです💓 ビーチクラブエリアのフードメニューは結構ベーシックなウェスタンメニューでした。食べ物の味ではバリのビーチクラブの中では普通だな、、、というのが私の印象。  心地の良いラウンジミュージックに、潮風、昼間も良いけれど私はビーチクラブの夜の雰囲気が幻想的で好きです。 最近ビーチクラブはどこも満員で予約が取りにくい状況です。予約可能席が埋まっていても、フリーの席が空いていることが多いので、ランチタイムやディナータイムをちょっとずらした時間帯にトライしてみると良いと思います!

バリ島農園だより No.38 ~夜遊び事情~

バリ島農園だより No.38 ~夜遊び事情~

ビーチリゾートのイメージが強いバリ島ですので、あまり日本では知られていないかもしれませんが、バリ島は夜遊びも大変盛り上がっています! 特にクタからスミニャックにかけて、連日連夜満員御礼の大型クラブが沢山あります。 どこも盛り上がるのは日付が変わる前ごろからですが、今回はレギャンにあるまだ比較的新しい大型クラブに潜入してきました。 LEGION CLUB お店の前には広い駐車場。セクシーなスタッフの女の子たちが駐車場でお迎えしてくれます。 入り口でバッグの中身をセキュリティにチェックされ(ボディチェックがあるクラブもあります)広いエントランスを抜けて中に入ると、まずは大きなバーカウンターがあります。 こちらのクラブにはエントランスフィーなどはありません。 ドリンクを注文するとその場で支払うシステム。 ものすごい片言の日本語ができるかわいらしいスタッフの女性がチョットマッテーと何度も言いながら注文を取ってくれました(笑) 奥へと進むと大きな体育館のようなホールの中央はどどーんと屋内プールです! バブリーです! このプールサイドのソファー席はミニマムチャージがあり、1グループあたり最低100万ルピア(日本円で9000円)からでした。ミニマムチャージというのは席代ではなく、この席に座ったら最低この金額の飲食をしてくださいというものです。 奥の方は3階建てになっており、おそらくVIPブースがあるものと思われます。 写真向かって左の壁のような二階部分もプールに向かうカウンター席になっています。 私が訪れたのは9時ごろですのでまだガラガラです。 0時頃には続々とお客さんがやってきて、水着の女の子たちがプールの中でダンスをするパフォーマンスなんかもあるらしいです。 まだ踊っている人はいなかったですが、DJはずっとプレイしていました。 DJに関してはもう好みなので、当たりはずれはかなりあると思いますがなかなか良い感じでした♪ クタ・レギャンエリアにはこのほかにもLXXYやENGINE ROOM などのクラブ、スミニャックエリアではおしゃれで大人気のLa Favela やShi Shiなどがあり、どこも夜遅くから大変賑わっています。 かつてはこういったクラブは白人が中心でしたが、今ではジャカルタなどから来る国内のお客さんがとっても多く、またもやインドネシアの急成長ぶりを実感します。 VIPシートにもジャカルタからと思われるインドネシアのお客様が沢山。 、、、、、、しつこいようですが、やっぱりとってもバブリーーーーー!!!   サーフィンはもちろん、海で遊ぶのもよし、寺院や滝を回るのもよし、ローカルフードを食べ歩くのもよし、世界各国のおしゃれでハイレベルなレストランをめぐるのもよし、ヨガに行くのもよし、そして夜遊びも◎、何から何まで本当にぎゅっと充実している島、バリ島。...

バリ島農園だより No.38 ~夜遊び事情~

ビーチリゾートのイメージが強いバリ島ですので、あまり日本では知られていないかもしれませんが、バリ島は夜遊びも大変盛り上がっています! 特にクタからスミニャックにかけて、連日連夜満員御礼の大型クラブが沢山あります。 どこも盛り上がるのは日付が変わる前ごろからですが、今回はレギャンにあるまだ比較的新しい大型クラブに潜入してきました。 LEGION CLUB お店の前には広い駐車場。セクシーなスタッフの女の子たちが駐車場でお迎えしてくれます。 入り口でバッグの中身をセキュリティにチェックされ(ボディチェックがあるクラブもあります)広いエントランスを抜けて中に入ると、まずは大きなバーカウンターがあります。 こちらのクラブにはエントランスフィーなどはありません。 ドリンクを注文するとその場で支払うシステム。 ものすごい片言の日本語ができるかわいらしいスタッフの女性がチョットマッテーと何度も言いながら注文を取ってくれました(笑) 奥へと進むと大きな体育館のようなホールの中央はどどーんと屋内プールです! バブリーです! このプールサイドのソファー席はミニマムチャージがあり、1グループあたり最低100万ルピア(日本円で9000円)からでした。ミニマムチャージというのは席代ではなく、この席に座ったら最低この金額の飲食をしてくださいというものです。 奥の方は3階建てになっており、おそらくVIPブースがあるものと思われます。 写真向かって左の壁のような二階部分もプールに向かうカウンター席になっています。 私が訪れたのは9時ごろですのでまだガラガラです。 0時頃には続々とお客さんがやってきて、水着の女の子たちがプールの中でダンスをするパフォーマンスなんかもあるらしいです。 まだ踊っている人はいなかったですが、DJはずっとプレイしていました。 DJに関してはもう好みなので、当たりはずれはかなりあると思いますがなかなか良い感じでした♪ クタ・レギャンエリアにはこのほかにもLXXYやENGINE ROOM などのクラブ、スミニャックエリアではおしゃれで大人気のLa Favela やShi Shiなどがあり、どこも夜遅くから大変賑わっています。 かつてはこういったクラブは白人が中心でしたが、今ではジャカルタなどから来る国内のお客さんがとっても多く、またもやインドネシアの急成長ぶりを実感します。 VIPシートにもジャカルタからと思われるインドネシアのお客様が沢山。 、、、、、、しつこいようですが、やっぱりとってもバブリーーーーー!!!   サーフィンはもちろん、海で遊ぶのもよし、寺院や滝を回るのもよし、ローカルフードを食べ歩くのもよし、世界各国のおしゃれでハイレベルなレストランをめぐるのもよし、ヨガに行くのもよし、そして夜遊びも◎、何から何まで本当にぎゅっと充実している島、バリ島。...

バリ島農園だより No.37  ~バリの漢方薬、ジャムー~

バリ島農園だより No.37 ~バリの漢方薬、ジャムー~

バリの人々の生活に欠かせないものの一つ、ジャムー。 漢方薬に近いですが、病気の時に限らず日常的に飲まれる健康ドリンクのような位置づけです。 ショウガやターメリックが多く使われていますが、症状に合わせて沢山のジャムーがあります。 道端で行商をするジャムー屋台から、市場の中のジャムー屋さん、専門のジャムー店、食堂でも販売していたり、至る所でジャムーを見かけます。 こちらはデンパサールの街中にあるジャムー専門店Pondokjamu。 カウンターの中には黒縁メガネのお医者さんのようなジャムー医(?)さんがいて、体調などを伝えるとぴったりのジャムーを調合してくれます。 様々な種類のジャムーが並んでいます。ジャムーの素を持ち帰ることもできます。 特製のジャムーに、小さなカップの生姜湯と口直しのコーヒー飴がついています。 これでお値段は1万ルピア(90円くらい)。 味は苦くも無く、意外と飲みやすいですよ! こういった専門店以外でも道端の屋台ではよく、水の空ボトルにジャムーを入れて売っています。 一番ポピュラーなものが黄色い色のジャムー・クニッというウコンのジャムー。甘くしてあり飲みやすく、お酒を飲む方には特にぴったり。 バリ島のバカンスで昼からビンタンビールを飲む方も多いと思いますが、その前にはジャムークニッをお忘れなく^^   コンビニで買えるジャムーもあります、その代表がこちら。 アンタアンギン、トラックアンギン、どちらも風邪の引き始めに飲むと良いといわれ、地元の皆さんが愛用するジャムー。 日本でいえば葛根湯でしょうか。 成分はショウガ、ミント、タカサゴギク、高麗人参、ナツメグ、カンゾウ、ウコン、ローヤルゼリー、はちみつ、と効果のありそうなものがたっぷり。 この2種類はとても良く似てますが、トラックアンギンはミントが強く、甘く、生薬がちょっと薄い感じ、アンタアンギンのほうが生薬が濃いような気がします。 あまり高熱の出るような症状には負けますが、ちょっとのどが痛いなーとかいうときに飲むと結構効くんですよ~。 甘いシロップ状になっていて、袋の端を切って直接ちゅーっと飲みます。 どこのスーパーやコンビニにも置いてあるので、お土産にも良いかと思います。   ◆バリ島のジャムーは、日本でいえば、ちょっと仕事が忙しくて疲れたな、とかちょっと体がだるいなっていうときに薬局で滋養強壮ドリンクを買ってくいっと飲む、あの感じに近いと思います。 万能薬ジャムー、ぜひ皆様もお試しください◎          

バリ島農園だより No.37 ~バリの漢方薬、ジャムー~

バリの人々の生活に欠かせないものの一つ、ジャムー。 漢方薬に近いですが、病気の時に限らず日常的に飲まれる健康ドリンクのような位置づけです。 ショウガやターメリックが多く使われていますが、症状に合わせて沢山のジャムーがあります。 道端で行商をするジャムー屋台から、市場の中のジャムー屋さん、専門のジャムー店、食堂でも販売していたり、至る所でジャムーを見かけます。 こちらはデンパサールの街中にあるジャムー専門店Pondokjamu。 カウンターの中には黒縁メガネのお医者さんのようなジャムー医(?)さんがいて、体調などを伝えるとぴったりのジャムーを調合してくれます。 様々な種類のジャムーが並んでいます。ジャムーの素を持ち帰ることもできます。 特製のジャムーに、小さなカップの生姜湯と口直しのコーヒー飴がついています。 これでお値段は1万ルピア(90円くらい)。 味は苦くも無く、意外と飲みやすいですよ! こういった専門店以外でも道端の屋台ではよく、水の空ボトルにジャムーを入れて売っています。 一番ポピュラーなものが黄色い色のジャムー・クニッというウコンのジャムー。甘くしてあり飲みやすく、お酒を飲む方には特にぴったり。 バリ島のバカンスで昼からビンタンビールを飲む方も多いと思いますが、その前にはジャムークニッをお忘れなく^^   コンビニで買えるジャムーもあります、その代表がこちら。 アンタアンギン、トラックアンギン、どちらも風邪の引き始めに飲むと良いといわれ、地元の皆さんが愛用するジャムー。 日本でいえば葛根湯でしょうか。 成分はショウガ、ミント、タカサゴギク、高麗人参、ナツメグ、カンゾウ、ウコン、ローヤルゼリー、はちみつ、と効果のありそうなものがたっぷり。 この2種類はとても良く似てますが、トラックアンギンはミントが強く、甘く、生薬がちょっと薄い感じ、アンタアンギンのほうが生薬が濃いような気がします。 あまり高熱の出るような症状には負けますが、ちょっとのどが痛いなーとかいうときに飲むと結構効くんですよ~。 甘いシロップ状になっていて、袋の端を切って直接ちゅーっと飲みます。 どこのスーパーやコンビニにも置いてあるので、お土産にも良いかと思います。   ◆バリ島のジャムーは、日本でいえば、ちょっと仕事が忙しくて疲れたな、とかちょっと体がだるいなっていうときに薬局で滋養強壮ドリンクを買ってくいっと飲む、あの感じに近いと思います。 万能薬ジャムー、ぜひ皆様もお試しください◎          

バリ島農園だより No.36 ~タバナンのマルガラナ英雄墓地~

バリ島農園だより No.36 ~タバナンのマルガラナ英雄墓地~

今日はかなりマイナーですが、日本人にはゆかりのある、とある場所をご紹介します。   空港から北へ1時間半ほど行ったところにあるタバナン県。 タバナンは広く、西部には海に浮かぶような荘厳なタナロット寺院から、北部には世界文化遺産に指定されている棚田で有名なジャティルイなどいろいろな観光名所があります。 そのタバナンの北東寄りにマルガラナ英雄墓地があります。 ここはバリ島での独立戦争で戦死した、空港の名前にもなっているイグスティ・ングラ・ライ将軍を始めとする1372名を祀っている墓地で、その中には在留日本兵としてバリ人兵士と共に戦った日本兵11名が含まれているそうです。 鯉などの魚がいる池がたくさんあり、美しく整備されています。 売店で鯉の餌を売っていて、子供たちが餌やりをして遊んでいます。 その昔筆者も地域の公園の池の鯉にいつも餌やりに行っていたのを思い出しました、、、 上の建物はングラライ将軍の記念館。この日は入れませんでしたが、遺品などが展示されているそうです。 こちらが英雄たちが眠る墓地。1372基のお墓があります。 その中に11名の日本人のお墓もあります。   1946年から1949年までに渡るインドネシア独立戦争、このバリ島、マルガの戦いでは日本人を含む義勇軍は惨敗したのですが、最終的にインドネシアはこの戦争でオランダからの独立を勝ち取ります。   残留日本兵たちは義勇軍に銃の使い方や戦術を教え、インドネシアの独立に貢献したと言われています。   地元の人々は広い芝生のスペースで思い思いにくつろいだり、散歩をしたりしてちょっとした公園のように利用しているマルガラナ。 リゾートな雰囲気のバリ島も良いですが、時にはそんな過去の歴史に思いをはせながら、観光客の少ないこの地を訪れてみるのも良いかと思います。 歴史ある伝統的なバリ島建築も美しいですよ✨      

バリ島農園だより No.36 ~タバナンのマルガラナ英雄墓地~

今日はかなりマイナーですが、日本人にはゆかりのある、とある場所をご紹介します。   空港から北へ1時間半ほど行ったところにあるタバナン県。 タバナンは広く、西部には海に浮かぶような荘厳なタナロット寺院から、北部には世界文化遺産に指定されている棚田で有名なジャティルイなどいろいろな観光名所があります。 そのタバナンの北東寄りにマルガラナ英雄墓地があります。 ここはバリ島での独立戦争で戦死した、空港の名前にもなっているイグスティ・ングラ・ライ将軍を始めとする1372名を祀っている墓地で、その中には在留日本兵としてバリ人兵士と共に戦った日本兵11名が含まれているそうです。 鯉などの魚がいる池がたくさんあり、美しく整備されています。 売店で鯉の餌を売っていて、子供たちが餌やりをして遊んでいます。 その昔筆者も地域の公園の池の鯉にいつも餌やりに行っていたのを思い出しました、、、 上の建物はングラライ将軍の記念館。この日は入れませんでしたが、遺品などが展示されているそうです。 こちらが英雄たちが眠る墓地。1372基のお墓があります。 その中に11名の日本人のお墓もあります。   1946年から1949年までに渡るインドネシア独立戦争、このバリ島、マルガの戦いでは日本人を含む義勇軍は惨敗したのですが、最終的にインドネシアはこの戦争でオランダからの独立を勝ち取ります。   残留日本兵たちは義勇軍に銃の使い方や戦術を教え、インドネシアの独立に貢献したと言われています。   地元の人々は広い芝生のスペースで思い思いにくつろいだり、散歩をしたりしてちょっとした公園のように利用しているマルガラナ。 リゾートな雰囲気のバリ島も良いですが、時にはそんな過去の歴史に思いをはせながら、観光客の少ないこの地を訪れてみるのも良いかと思います。 歴史ある伝統的なバリ島建築も美しいですよ✨      

バリ島農園だより No.35 ~ナイトマーケット~

バリ島農園だより No.35 ~ナイトマーケット~

東南アジアといえばマーケットの独特な雰囲気が特徴的だと思います。 だけどバリ島では思いのほか観光客の目に留まる市場は少ないです。 と、いうのもバリ島のほとんどの市場がものすごく早朝(ほぼ夜中)に始まり、朝のうちに終わってしまうからなんです。 バリの一般家庭の人々が伝統的には早朝に一日分の食事をまとめて作るという文化に起因していると思います。 州都デンパサールなどに一日中開いている市場もありますが、数は少ないです。 そして屋台などが立ち並ぶナイトマーケットもタイなどに比べるとバリ島には少ないと思います。 今日はその中でも有名な、ウブド近郊ギャニャールの中心部にあるナイトマーケットをご紹介します。 ギャニャールは結構大きな街で、ナイトマーケットもとても広く多くの出店や屋台が並びます。 食べ物から、日用品、衣料品、なんでも売っています! こちらはバリ島のお餅などの伝統菓子を売るお店。 一つ10円から20円ほどで、もち米とココナッツ、パームシュガーが主な材料。 和菓子に似ていて日本人にも親しみやすく、とっても美味しいです。 貴金属も売っています。お店のお兄さんとってもノリがいい。 値段がついているお店もあれば、交渉制のお店もあります。 外国人は高い値段を吹っ掛けられる可能性が高いので、がんばって値切りましょう! 私の経験上、気に入っていてもあまり興味ない素振りをして、そんなに高いなら買わないというスタンスで一度お店を離れて隣のお店を眺めたりすると、急に言い値になったりします(笑) ナイフを売っているお店も このマーケットにはバリ島名物バビグリン(子豚の丸焼き)の屋台が沢山あります。はてさてどこのお店が美味しいのか、、、、、?ローカルのお客さんが多いところを選びましょう! カリカリの豚の皮が美味しい、バビグリン。スープもついて200円ほど。 鶏の丸焼き、アヤムパンガンや、バリのスパイスで調理された、バリ島名物アヤムベトゥトゥのお店も沢山あります。 このアヤムベトゥトゥはバリの地鶏を柔らかく煮込んであり、とろっとしていて、独特のスパイスに地鶏特有の風味も合わさりフランス料理にも負けないおいしさ! 野菜のお惣菜などが中心のおばんざい屋さん。 早朝に作った食事も夜にはなくなっていることも多いので、地元の人々はここで夕飯用のお惣菜を買ったりします。 このほかにも焼きもろこしや蒸しピーナッツなんかも美味しい屋台グルメです。     ◆夜のマーケットはとにかく活気があって、地元の人々の生活や食文化も体験できるし、とってもおすすめです! 夕方5時ごろから始まるので、ウブド近辺を観光した帰りに立ち寄るのも良いと思います^^    ...

バリ島農園だより No.35 ~ナイトマーケット~

東南アジアといえばマーケットの独特な雰囲気が特徴的だと思います。 だけどバリ島では思いのほか観光客の目に留まる市場は少ないです。 と、いうのもバリ島のほとんどの市場がものすごく早朝(ほぼ夜中)に始まり、朝のうちに終わってしまうからなんです。 バリの一般家庭の人々が伝統的には早朝に一日分の食事をまとめて作るという文化に起因していると思います。 州都デンパサールなどに一日中開いている市場もありますが、数は少ないです。 そして屋台などが立ち並ぶナイトマーケットもタイなどに比べるとバリ島には少ないと思います。 今日はその中でも有名な、ウブド近郊ギャニャールの中心部にあるナイトマーケットをご紹介します。 ギャニャールは結構大きな街で、ナイトマーケットもとても広く多くの出店や屋台が並びます。 食べ物から、日用品、衣料品、なんでも売っています! こちらはバリ島のお餅などの伝統菓子を売るお店。 一つ10円から20円ほどで、もち米とココナッツ、パームシュガーが主な材料。 和菓子に似ていて日本人にも親しみやすく、とっても美味しいです。 貴金属も売っています。お店のお兄さんとってもノリがいい。 値段がついているお店もあれば、交渉制のお店もあります。 外国人は高い値段を吹っ掛けられる可能性が高いので、がんばって値切りましょう! 私の経験上、気に入っていてもあまり興味ない素振りをして、そんなに高いなら買わないというスタンスで一度お店を離れて隣のお店を眺めたりすると、急に言い値になったりします(笑) ナイフを売っているお店も このマーケットにはバリ島名物バビグリン(子豚の丸焼き)の屋台が沢山あります。はてさてどこのお店が美味しいのか、、、、、?ローカルのお客さんが多いところを選びましょう! カリカリの豚の皮が美味しい、バビグリン。スープもついて200円ほど。 鶏の丸焼き、アヤムパンガンや、バリのスパイスで調理された、バリ島名物アヤムベトゥトゥのお店も沢山あります。 このアヤムベトゥトゥはバリの地鶏を柔らかく煮込んであり、とろっとしていて、独特のスパイスに地鶏特有の風味も合わさりフランス料理にも負けないおいしさ! 野菜のお惣菜などが中心のおばんざい屋さん。 早朝に作った食事も夜にはなくなっていることも多いので、地元の人々はここで夕飯用のお惣菜を買ったりします。 このほかにも焼きもろこしや蒸しピーナッツなんかも美味しい屋台グルメです。     ◆夜のマーケットはとにかく活気があって、地元の人々の生活や食文化も体験できるし、とってもおすすめです! 夕方5時ごろから始まるので、ウブド近辺を観光した帰りに立ち寄るのも良いと思います^^    ...