バリ島農園だより Vol.2:バリ島コーヒー事情

バリコピって?

バリ島に来たことのある方ならご存じかと思いますが、コーヒーの産地として知られるインドネシアでありながら近年までバリ島には、あまり美味しいコーヒーはなかったんです。

なぜかというと、もともとオランダの植民地として輸出用のコーヒーを生産していたので、良いコーヒーはインドネシア国内に残らなかったんですね。

なので地元の人々がずっと愛飲していたのは、不良豆を思い切り深煎りにしたもので、そのままではあまり美味しくないのでたくさん砂糖を入れて、甘くして飲むものでした。

今でもバリの人々はこの、とっても甘くてとっても香ばしいバリコピが大好きです。

 

地元の人のコーヒーの作り方はとってもシンプル。

カップに極細挽きのコーヒー粉と砂糖を入れて、お湯を注ぎ、沈むのを待って飲みます。

スペシャルティコーヒーに比べたらコーヒーとは呼べないお味かもしれませんが、日本人にはなじみ深いあの、麦茶を濃くして甘くしたような味でこれはこれで美味しいものです。

↑そのどこか癖になるお味でお土産にも人気なバリコピ

 

 

インドネシアはコーヒーブーム!

しかし最近では、ジャカルタなど都会の若者から本物志向のコーヒーブームがやってきて、バリ島にも多くの本格的なコーヒーショップができました。

「フィロソフィーコピ(Filosofi Kopi)」という、コーヒーショップの映画の大ヒットもきっかけになり、いわゆるサードウェーブといわれるこだわりのコーヒーショップや、農園直接仕入れをするお店もどんどん増え続けています。

ラテアートを作る姿はやはりバリ島の人々から見てもかっこよく、バリスタを目指す若者も増えています。

自家焙煎を行う本格的なカフェもたくさん。

またバリ島のオシャレなコーヒーショップやカフェについても紹介していこうと思います。