バリ島農園だよりNo.44 ~インドネシアの大人気麺料理、ミーアヤムとバクソ~
Share
さてさて、今日は久々にローカルフードの話題。
インドネシアには中国系の移民が多いことは以前も書きましたが、そんな中国系の移民がインドネシアの食文化にもたらした影響はとても大きいです。
中華料理を由来としながらも、今となってはバリ人を含め、インドネシア人のソウルフード、と言っても過言ではない二つの麺料理、それがミーアヤムとバクソです!
インドネシアの肉団子スープ、バクソ
バリ島のローカルエリアを歩くと、数十メートル置き、いやむしろ一軒おきにある場所もあるくらいに、そこら中にあるのがバクソ屋、そしてバクソ屋台です。
この料理は麺、というよりはあくまでも肉団子がメイン。
写真のものは鶏の足もついています(トロトロでコラーゲンたっぷり!)。
鶏肉又は牛肉を使った肉団子に、春雨が少しと、キャベツなどの野菜が少しだけ、スープも少なめ、そして味は濃いめ。
量的にも一食、とするには少なく、値段も日本円にして50円~100円と安いので、主に間食として食べられています。
●夕方ごろになるとバクソ屋台がカンカンカンカンと鉢を叩きながらやってきます。その音を聞くとと大人も子供も飛び出して、バクソを買っている光景が良く見られます。
ベースは辛くなくシンプルなチキン系の味で、自分でサンバルと言う辛いたれや、ケチャップマニスという甘いたれを足して食べます。
地元の人々はとにかくこのバクソが大好きで、毎日のように食べている人も多いです!!
最近は色々なバクソのバリエーションが増えてきて、チーズ入りバクソや、ロブスターバクソなんてのもあります。
ラーメン好きな日本人もハマる、ミーアヤムとバクミー
そしてそのバクソ屋で大抵同時に売られているのがこちら、ミーアヤム。
写真のものは肉団子も乗っていますが、こちらは麺がメイン。中華系の小麦麺です。
ベーシックなバージョンはこんなに具は多くなく、小松菜?少々と少し甘めに煮た鶏肉です。
この少し甘めの味の鶏肉がおいしいんですよねー!台湾の料理の味に似ている感じです。
こちらもお値段は100円ほど。日本のラーメンなどに比べると麺の量は少なめ、スープも少なめ。
ミーアヤムのさらに上を行くのがこちら↓
バクミーアヤムです。
ミーアヤムとの違いは、バクミーのお店は大抵中華系の人がやっているのでより中華麺に近いということ。
麺のコシや味は、バクミーアヤムの方が美味しいです!
鶏肉も、ミーアヤムほど甘い味付けではありません。
スープも澄んだ中華系のスープで、コショウが効いていることが多いような気がします!
麺の量も、ミーアヤムよりも多め。
そしてバクミーアヤムはスープが別添え。お好みで少しかけるもよし、かけないのもあり、全部かけてももちろんOK(私は迷わず全部かけます)。
お値段も少し高くなり、大抵150円以上ですね。
◆バリ島で小腹がすいたら、ぜひローカルの麺料理にトライしてみてください、きっとハマること間違いなしです!
いつも汗をかく常夏の島ですから、特にこんな味濃い目の食べ物がおいしく感じるのかもしれません。
、、、なんて書いている今も、バクミーアヤムが食べたくて仕方なくなってきました(笑)
バクミーアヤム中毒にお気を付けください🍜