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バリ島コーヒー農園だより No.48 ~パックヨセフのティピカ農園・インドネシア、レンバン~

バリ島コーヒー農園だより No.48 ~パックヨセフのティピカ農園・インドネシア、レンバン~

インドネシア第三の都市と言われるバンドゥン。バリ島からは飛行機で約1時間45分、ジャカルタからは車で約2.5時間の高原地帯です。 バンドゥンの隣、北側のレンバンの山奥にパックヨセフの農園はあります。 パックヨセフの農園へ行くには、レンバンの町から山へと入るのですが、それはもう道なき道で、オフロード車でないと進めない石や岩がゴロゴロとむきだしの斜面を左右上下に揺られながら2時間も登っていきます。   レトロなランドローバーが大活躍!ディズニーランドのアトラクションも顔負けです。 森の中のコーヒー農園。低い木はすべてコーヒーの木です。 周りに道路などはないので、鳥のさえずりや動物の声しか聞こえず、静かで穏やかで美しい空気に満ちています。 今年はコーヒーの大凶作で、もともと生産量の少ないパックヨセフの農園でも例年の5分の1ほどしか収穫できませんでした。 ですから2022年のティピカアスリは大変希少な豆になります。 コーヒーの木をチェックするパックヨセフと、日本人コーヒー農家の大西雄季さん。 こちらの女性は一人で毎朝農園全体を回りコーヒーの木をチェックするスーパーウーマン! この農園のほど近くに、タンクバンプラフという有名な火山があります。 活火山で、河口からは硫黄のにおいが立ち込め、煙がもくもくと上がっています。 写真では全体的に白っぽく伝わりにくいですが、実際に見ると圧巻の景色です!   山のふもとにある加工所 収穫されたチェリーは険しい山道を下り加工所へと運ばれます。 ナチュラル加工なので、チェリーのままパラパラに広げられ、ここで最初の選別を行います。 パックヨセフは乳酸菌噴霧で発酵を促しながら乾燥させます。 ナチュラル加工ではチェリー丸ごとの状態で最後まで乾燥させ、脱穀します。 それによって独特の香りが出るんですね。 こちらは生豆の大きさをそろえる道具。 パックヨセフの作るコーヒー豆は特に最後の選別に時間をかけているので、出来上がった豆はぴかぴかで、大きさもきれいにそろっています。   コーヒー愛にあふれるパックヨセフの手塩にかけて作られるティピカアスリナチュラルは、とてもクリーンでバランスが良く、飲んでみればそれがいかに丁寧に作られたのかがわかるコーヒーです。 希少すぎる2022年のクロップが日本に届くのを皆様どうぞお楽しみに!    

バリ島コーヒー農園だより No.48 ~パックヨセフのティピカ農園・インドネシア、レンバン~

インドネシア第三の都市と言われるバンドゥン。バリ島からは飛行機で約1時間45分、ジャカルタからは車で約2.5時間の高原地帯です。 バンドゥンの隣、北側のレンバンの山奥にパックヨセフの農園はあります。 パックヨセフの農園へ行くには、レンバンの町から山へと入るのですが、それはもう道なき道で、オフロード車でないと進めない石や岩がゴロゴロとむきだしの斜面を左右上下に揺られながら2時間も登っていきます。   レトロなランドローバーが大活躍!ディズニーランドのアトラクションも顔負けです。 森の中のコーヒー農園。低い木はすべてコーヒーの木です。 周りに道路などはないので、鳥のさえずりや動物の声しか聞こえず、静かで穏やかで美しい空気に満ちています。 今年はコーヒーの大凶作で、もともと生産量の少ないパックヨセフの農園でも例年の5分の1ほどしか収穫できませんでした。 ですから2022年のティピカアスリは大変希少な豆になります。 コーヒーの木をチェックするパックヨセフと、日本人コーヒー農家の大西雄季さん。 こちらの女性は一人で毎朝農園全体を回りコーヒーの木をチェックするスーパーウーマン! この農園のほど近くに、タンクバンプラフという有名な火山があります。 活火山で、河口からは硫黄のにおいが立ち込め、煙がもくもくと上がっています。 写真では全体的に白っぽく伝わりにくいですが、実際に見ると圧巻の景色です!   山のふもとにある加工所 収穫されたチェリーは険しい山道を下り加工所へと運ばれます。 ナチュラル加工なので、チェリーのままパラパラに広げられ、ここで最初の選別を行います。 パックヨセフは乳酸菌噴霧で発酵を促しながら乾燥させます。 ナチュラル加工ではチェリー丸ごとの状態で最後まで乾燥させ、脱穀します。 それによって独特の香りが出るんですね。 こちらは生豆の大きさをそろえる道具。 パックヨセフの作るコーヒー豆は特に最後の選別に時間をかけているので、出来上がった豆はぴかぴかで、大きさもきれいにそろっています。   コーヒー愛にあふれるパックヨセフの手塩にかけて作られるティピカアスリナチュラルは、とてもクリーンでバランスが良く、飲んでみればそれがいかに丁寧に作られたのかがわかるコーヒーです。 希少すぎる2022年のクロップが日本に届くのを皆様どうぞお楽しみに!    

野口商店×THE coffee time 特製コーヒーシロップの、おいしすぎるかき氷!

野口商店×THE coffee time 特製コーヒーシロップの、おいしすぎるかき氷!

9月になりましたが、大好評の特製コーヒーかき氷、まだまだ販売中です! THE coffeetimeと、氷屋マイスターゴールドクラスの十三の老舗かき氷屋さん野口商店がコラボしたこだわりのかき氷。 こだわりポイントその1 野口商店さんは純氷を作る氷屋さん! 氷のマイスターだからこそ実現できる、雑味が全くなく透明感抜群の特別な氷を使っています。 こだわりポイントその2 ジャワカツーラハニーと天然バニラビーンズを使用したなんとも贅沢な特製コーヒーシロップ!! ハニープロセスのコーヒーが生み出す独特な甘さと、ハイクオリティなバニラビーンズの華やかな香りが絶妙に合わさって、最高に美味しいシロップが完成しました。 特製コラボかき氷は、甲子園球場内と外のかき氷屋さんと、THE coffeetimeにて大好評販売中❣  かき氷の常識をくつがえす、ただの氷じゃない美味しすぎるかき氷をぜひお試しください!

野口商店×THE coffee time 特製コーヒーシロップの、おいしすぎるかき氷!

9月になりましたが、大好評の特製コーヒーかき氷、まだまだ販売中です! THE coffeetimeと、氷屋マイスターゴールドクラスの十三の老舗かき氷屋さん野口商店がコラボしたこだわりのかき氷。 こだわりポイントその1 野口商店さんは純氷を作る氷屋さん! 氷のマイスターだからこそ実現できる、雑味が全くなく透明感抜群の特別な氷を使っています。 こだわりポイントその2 ジャワカツーラハニーと天然バニラビーンズを使用したなんとも贅沢な特製コーヒーシロップ!! ハニープロセスのコーヒーが生み出す独特な甘さと、ハイクオリティなバニラビーンズの華やかな香りが絶妙に合わさって、最高に美味しいシロップが完成しました。 特製コラボかき氷は、甲子園球場内と外のかき氷屋さんと、THE coffeetimeにて大好評販売中❣  かき氷の常識をくつがえす、ただの氷じゃない美味しすぎるかき氷をぜひお試しください!

バリ島農園だより No.47 ~オンラインタクシーが超便利!~

バリ島農園だより No.47 ~オンラインタクシーが超便利!~

バリ島の交通事情 コロナによる規制が緩和されて、外国人がどっと押し寄せてきているバリ島。 風物詩ともいえる、あの渋滞も戻ってきました。 そんなどこもかしこも盆かゴールデンウィークのようなバリ島に欠かせないもの、それがバイクタクシーです。 もちろん自分のバイクを持っている人がほとんどですが、バイクの運転に自信がない観光客の皆さんを始めとして、地元の皆さんも家族の人数分バイクがあるとは限らないので、そんな時の強い味方! インドネシアで主に利用されているオンラインタクシーは2社あり、それがGrab(グラブ)とGojek(ゴジェック)です。 どちらもアプリをインストールして、登録後にアプリからバイク(車のタクシーもあります)を呼ぶシステム。 これがほんと、ものすごく便利なんです! 待機車の多い街中ならば、手配して1-2分ですぐにやってきます。 アプリで呼んだバイクの現在地も見れますし、逐一通知もしてくれます。 値段も10kgほど走っても、約200円くらいと格安!! 寄り道システムもあって、友人宅のパーティーに行きたいけど途中でスーパーに寄りたいなんて言う設定もできます(まあ事前に設定しなくても、ほとんどのドライバーは快く寄り道してくれるのですが)。   フードだってなんでも届く 日本でもUver eatsなどがありますが、バリ島ではローカル食堂から高級レストランまで8割近くのお店がこのバイクタクシーの宅配システムに登録していて、ありとあらゆるご馳走を簡単に届けてもらうことができます。 こんな食堂の安いご飯から、高級コース料理までなんでもあります。 もちろん配達距離が遠くなるとその分配達料金が上がりますので、必然的に近くのお店から選ぶことにはなるんですけどね、、、 仕事が忙しい時などは一日に何度も頼むこともあるくらい、なくてはならない存在です。   買い物もしてくれる!!! そしてなんたって便利なのがお買い物。 急に具合が悪くなり、薬が欲しいけど出かけられない、、 買い置きの水やお米が無くなったけれど忙しくて暇がない、、、 お菓子を作り始めたけど、バターが足りない、、、 そんな時にもスーパーなどから買い物してきてくれます。 バイクタクシーもフードもお買い物も、全てアプリ上で豊富な決済方法から決済することができるので、手持ちがなくても現金もいりません。   荷物も届けてくれる!!! 更に、あ!友人が大事なものを忘れて帰っちゃった、明日必要なものなのに、、、なんていう時はGrab...

バリ島農園だより No.47 ~オンラインタクシーが超便利!~

バリ島の交通事情 コロナによる規制が緩和されて、外国人がどっと押し寄せてきているバリ島。 風物詩ともいえる、あの渋滞も戻ってきました。 そんなどこもかしこも盆かゴールデンウィークのようなバリ島に欠かせないもの、それがバイクタクシーです。 もちろん自分のバイクを持っている人がほとんどですが、バイクの運転に自信がない観光客の皆さんを始めとして、地元の皆さんも家族の人数分バイクがあるとは限らないので、そんな時の強い味方! インドネシアで主に利用されているオンラインタクシーは2社あり、それがGrab(グラブ)とGojek(ゴジェック)です。 どちらもアプリをインストールして、登録後にアプリからバイク(車のタクシーもあります)を呼ぶシステム。 これがほんと、ものすごく便利なんです! 待機車の多い街中ならば、手配して1-2分ですぐにやってきます。 アプリで呼んだバイクの現在地も見れますし、逐一通知もしてくれます。 値段も10kgほど走っても、約200円くらいと格安!! 寄り道システムもあって、友人宅のパーティーに行きたいけど途中でスーパーに寄りたいなんて言う設定もできます(まあ事前に設定しなくても、ほとんどのドライバーは快く寄り道してくれるのですが)。   フードだってなんでも届く 日本でもUver eatsなどがありますが、バリ島ではローカル食堂から高級レストランまで8割近くのお店がこのバイクタクシーの宅配システムに登録していて、ありとあらゆるご馳走を簡単に届けてもらうことができます。 こんな食堂の安いご飯から、高級コース料理までなんでもあります。 もちろん配達距離が遠くなるとその分配達料金が上がりますので、必然的に近くのお店から選ぶことにはなるんですけどね、、、 仕事が忙しい時などは一日に何度も頼むこともあるくらい、なくてはならない存在です。   買い物もしてくれる!!! そしてなんたって便利なのがお買い物。 急に具合が悪くなり、薬が欲しいけど出かけられない、、 買い置きの水やお米が無くなったけれど忙しくて暇がない、、、 お菓子を作り始めたけど、バターが足りない、、、 そんな時にもスーパーなどから買い物してきてくれます。 バイクタクシーもフードもお買い物も、全てアプリ上で豊富な決済方法から決済することができるので、手持ちがなくても現金もいりません。   荷物も届けてくれる!!! 更に、あ!友人が大事なものを忘れて帰っちゃった、明日必要なものなのに、、、なんていう時はGrab...

バリ島農園だよりNo.46 ~コーヒー農園のとある一日~

バリ島農園だよりNo.46 ~コーヒー農園のとある一日~

バリ島のコーヒー農園ではただいま加工の真っ最中。 コーヒーチェリーの収穫期は早くも終わろうとしています。 今年は乾季だというのに雨が多く不作が続きましたが、なんとか日本に送るコーヒーは確保できました! 今日は農園の日常の風景をご紹介したいと思います。 長い細道の先、農園へたどり着くとこんな景色が出迎えてくれます。 写真左の方へ谷を降りていくと、地元の人々が聖水と崇める湧き水があり、その泉から水を引いているので、農園では水道の水をそのまま飲むことができます(普通バリ島の水道水はそのままでは飲めません。地元の人々は一度沸かして飲み水にすることはあります。) コーヒー農園があるこの地域は、バリ島でも標高が高く一年を通してとても涼しいです。 太陽が近いので、昼間だけ日差しが暑いですが、曇れば急に肌寒い、そんな気候。 特に朝晩は寒く、バリの人々はダウンジャケットを着ているほどです。 まずは牛小屋をチェック! 農園に自生する草を食べ、元気に育っています。 そしてこの牛たちの堆肥で、農園のみかんやコーヒーも元気に育つわけです。 緑の葉に緑の実なので見えにくいですが、みかんが沢山なっています。 バリ島ではお米が年に3回収穫できるというお話を以前書きましたが、みかんは一年に2回収穫できます。 そして、バリ島の果物はみかんに限らずマンゴーやバナナも、緑色でも熟れています。 マンゴーもバナナも黄色いものだと思っていたので、最初はとても驚いたものです。 見た目は酸っぱそうに見えますが、しっかりと味が濃く、日本のみかんほどの甘さはないにしろとってもおいしいバリ島のミカン。 香りが強いので、ミカンジュースにすると最高! この日のお昼ご飯は、ニャッニャッなんて猫の鳴き声みたいなかわいい名前の、淡水魚のバリ風と、農園で採れるお野菜料理、テンペという大豆を発酵させて作る保存食を揚げたものなどなどです。 標高の高く寒暖差の大きいこの地域では、白菜やキャベツなどの野菜も瑞々しく甘く、平地で育ったものの何倍も美味しいです。 そんな飛び切り新鮮な野菜たちのおかげもあり、農園のお母さんが作る家庭料理は、街の食堂なんかよりもずーっと美味しくて、いつもほっとします。 バリの料理なので時々とっても辛いものもありますけどね! 最後にこれは、コーヒーの花。 ちらほらと咲いていました。 ジャスミンの花に似ていませんか? 甘く優しい、とても良い香りがするんですよー!   皆様もいつの日か、バリ島の農園へ遊びにいらしてくださいね。    

バリ島農園だよりNo.46 ~コーヒー農園のとある一日~

バリ島のコーヒー農園ではただいま加工の真っ最中。 コーヒーチェリーの収穫期は早くも終わろうとしています。 今年は乾季だというのに雨が多く不作が続きましたが、なんとか日本に送るコーヒーは確保できました! 今日は農園の日常の風景をご紹介したいと思います。 長い細道の先、農園へたどり着くとこんな景色が出迎えてくれます。 写真左の方へ谷を降りていくと、地元の人々が聖水と崇める湧き水があり、その泉から水を引いているので、農園では水道の水をそのまま飲むことができます(普通バリ島の水道水はそのままでは飲めません。地元の人々は一度沸かして飲み水にすることはあります。) コーヒー農園があるこの地域は、バリ島でも標高が高く一年を通してとても涼しいです。 太陽が近いので、昼間だけ日差しが暑いですが、曇れば急に肌寒い、そんな気候。 特に朝晩は寒く、バリの人々はダウンジャケットを着ているほどです。 まずは牛小屋をチェック! 農園に自生する草を食べ、元気に育っています。 そしてこの牛たちの堆肥で、農園のみかんやコーヒーも元気に育つわけです。 緑の葉に緑の実なので見えにくいですが、みかんが沢山なっています。 バリ島ではお米が年に3回収穫できるというお話を以前書きましたが、みかんは一年に2回収穫できます。 そして、バリ島の果物はみかんに限らずマンゴーやバナナも、緑色でも熟れています。 マンゴーもバナナも黄色いものだと思っていたので、最初はとても驚いたものです。 見た目は酸っぱそうに見えますが、しっかりと味が濃く、日本のみかんほどの甘さはないにしろとってもおいしいバリ島のミカン。 香りが強いので、ミカンジュースにすると最高! この日のお昼ご飯は、ニャッニャッなんて猫の鳴き声みたいなかわいい名前の、淡水魚のバリ風と、農園で採れるお野菜料理、テンペという大豆を発酵させて作る保存食を揚げたものなどなどです。 標高の高く寒暖差の大きいこの地域では、白菜やキャベツなどの野菜も瑞々しく甘く、平地で育ったものの何倍も美味しいです。 そんな飛び切り新鮮な野菜たちのおかげもあり、農園のお母さんが作る家庭料理は、街の食堂なんかよりもずーっと美味しくて、いつもほっとします。 バリの料理なので時々とっても辛いものもありますけどね! 最後にこれは、コーヒーの花。 ちらほらと咲いていました。 ジャスミンの花に似ていませんか? 甘く優しい、とても良い香りがするんですよー!   皆様もいつの日か、バリ島の農園へ遊びにいらしてくださいね。    

バリ島農園だよりNo.45 ~スペシャルティコーヒー加工プロセス~

バリ島農園だよりNo.45 ~スペシャルティコーヒー加工プロセス~

乾季だというのに、不安定なお天気の日が多いバリ島です。 今年はこの天気のせいでコーヒーチェリーが大不作。 通常なら3月に終わるはずの雨季が5月頃まで長引いたこと、雨季が明けても天気が不安定で日照不足になったことが原因だと言われています。 しかしそれでも、今年もコーヒー加工は始まっています!   まるで銭湯のお風呂に見えるこちら。いったい何でしょう? はい、こちらまさにコーヒーチェリーのお風呂ですね! ここには水が張られて、収穫されたチェリーはこの洗浄槽で洗われます。 そのとき密度の高いものは沈み、密度の低い実は浮かんできます。この浮かんだ実は虫食いだったり、傷んでいるものなので全て取り除かれます。 沈んだ実はこのパイプから出てくるようになっています。そしてこのパルパーという実と種を分ける機械にかけられて、今度はこの下の洗浄槽でさらに洗われます。 こちらは上の作業で取り除かれたコーヒーの実の皮の部分です。 カスカラと言われ、抗酸化作用が高く、様々な効能を持つ、とっても体に良いお茶になるんです! 味は苦くも渋くもなく、とてもやさしい味で、ほんのりとした甘みと香りがあり、なかなか美味しいと思います。 特に女性には人気があります。 洗ったコーヒー豆は、樽で農園の果物などで作った自家製天然酵母と共に24時間発酵させてから、洗い、このパラパラと呼ばれる網の上に干していきます。 干している間も、何度もかき混ぜながらすべての豆が均一に乾くように気を使います。 完全に乾くと、最終的に脱穀→3度の選別をして、やっと出荷となるわけです。 今年も美味しいコーヒーができますように!      

バリ島農園だよりNo.45 ~スペシャルティコーヒー加工プロセス~

乾季だというのに、不安定なお天気の日が多いバリ島です。 今年はこの天気のせいでコーヒーチェリーが大不作。 通常なら3月に終わるはずの雨季が5月頃まで長引いたこと、雨季が明けても天気が不安定で日照不足になったことが原因だと言われています。 しかしそれでも、今年もコーヒー加工は始まっています!   まるで銭湯のお風呂に見えるこちら。いったい何でしょう? はい、こちらまさにコーヒーチェリーのお風呂ですね! ここには水が張られて、収穫されたチェリーはこの洗浄槽で洗われます。 そのとき密度の高いものは沈み、密度の低い実は浮かんできます。この浮かんだ実は虫食いだったり、傷んでいるものなので全て取り除かれます。 沈んだ実はこのパイプから出てくるようになっています。そしてこのパルパーという実と種を分ける機械にかけられて、今度はこの下の洗浄槽でさらに洗われます。 こちらは上の作業で取り除かれたコーヒーの実の皮の部分です。 カスカラと言われ、抗酸化作用が高く、様々な効能を持つ、とっても体に良いお茶になるんです! 味は苦くも渋くもなく、とてもやさしい味で、ほんのりとした甘みと香りがあり、なかなか美味しいと思います。 特に女性には人気があります。 洗ったコーヒー豆は、樽で農園の果物などで作った自家製天然酵母と共に24時間発酵させてから、洗い、このパラパラと呼ばれる網の上に干していきます。 干している間も、何度もかき混ぜながらすべての豆が均一に乾くように気を使います。 完全に乾くと、最終的に脱穀→3度の選別をして、やっと出荷となるわけです。 今年も美味しいコーヒーができますように!      

バリ島農園だよりNo.44  ~インドネシアの大人気麺料理、ミーアヤムとバクソ~

バリ島農園だよりNo.44  ~インドネシアの大人気麺料理、ミーアヤムとバクソ~

さてさて、今日は久々にローカルフードの話題。 インドネシアには中国系の移民が多いことは以前も書きましたが、そんな中国系の移民がインドネシアの食文化にもたらした影響はとても大きいです。 中華料理を由来としながらも、今となってはバリ人を含め、インドネシア人のソウルフード、と言っても過言ではない二つの麺料理、それがミーアヤムとバクソです! インドネシアの肉団子スープ、バクソ バリ島のローカルエリアを歩くと、数十メートル置き、いやむしろ一軒おきにある場所もあるくらいに、そこら中にあるのがバクソ屋、そしてバクソ屋台です。 この料理は麺、というよりはあくまでも肉団子がメイン。 写真のものは鶏の足もついています(トロトロでコラーゲンたっぷり!)。 鶏肉又は牛肉を使った肉団子に、春雨が少しと、キャベツなどの野菜が少しだけ、スープも少なめ、そして味は濃いめ。 量的にも一食、とするには少なく、値段も日本円にして50円~100円と安いので、主に間食として食べられています。 ●夕方ごろになるとバクソ屋台がカンカンカンカンと鉢を叩きながらやってきます。その音を聞くとと大人も子供も飛び出して、バクソを買っている光景が良く見られます。 ベースは辛くなくシンプルなチキン系の味で、自分でサンバルと言う辛いたれや、ケチャップマニスという甘いたれを足して食べます。 地元の人々はとにかくこのバクソが大好きで、毎日のように食べている人も多いです!! 最近は色々なバクソのバリエーションが増えてきて、チーズ入りバクソや、ロブスターバクソなんてのもあります。   ラーメン好きな日本人もハマる、ミーアヤムとバクミー そしてそのバクソ屋で大抵同時に売られているのがこちら、ミーアヤム。 写真のものは肉団子も乗っていますが、こちらは麺がメイン。中華系の小麦麺です。 ベーシックなバージョンはこんなに具は多くなく、小松菜?少々と少し甘めに煮た鶏肉です。 この少し甘めの味の鶏肉がおいしいんですよねー!台湾の料理の味に似ている感じです。 こちらもお値段は100円ほど。日本のラーメンなどに比べると麺の量は少なめ、スープも少なめ。 ミーアヤムのさらに上を行くのがこちら↓ バクミーアヤムです。 ミーアヤムとの違いは、バクミーのお店は大抵中華系の人がやっているのでより中華麺に近いということ。 麺のコシや味は、バクミーアヤムの方が美味しいです! 鶏肉も、ミーアヤムほど甘い味付けではありません。 スープも澄んだ中華系のスープで、コショウが効いていることが多いような気がします! 麺の量も、ミーアヤムよりも多め。 そしてバクミーアヤムはスープが別添え。お好みで少しかけるもよし、かけないのもあり、全部かけてももちろんOK(私は迷わず全部かけます)。 お値段も少し高くなり、大抵150円以上ですね。  ...

バリ島農園だよりNo.44  ~インドネシアの大人気麺料理、ミーアヤムとバクソ~

さてさて、今日は久々にローカルフードの話題。 インドネシアには中国系の移民が多いことは以前も書きましたが、そんな中国系の移民がインドネシアの食文化にもたらした影響はとても大きいです。 中華料理を由来としながらも、今となってはバリ人を含め、インドネシア人のソウルフード、と言っても過言ではない二つの麺料理、それがミーアヤムとバクソです! インドネシアの肉団子スープ、バクソ バリ島のローカルエリアを歩くと、数十メートル置き、いやむしろ一軒おきにある場所もあるくらいに、そこら中にあるのがバクソ屋、そしてバクソ屋台です。 この料理は麺、というよりはあくまでも肉団子がメイン。 写真のものは鶏の足もついています(トロトロでコラーゲンたっぷり!)。 鶏肉又は牛肉を使った肉団子に、春雨が少しと、キャベツなどの野菜が少しだけ、スープも少なめ、そして味は濃いめ。 量的にも一食、とするには少なく、値段も日本円にして50円~100円と安いので、主に間食として食べられています。 ●夕方ごろになるとバクソ屋台がカンカンカンカンと鉢を叩きながらやってきます。その音を聞くとと大人も子供も飛び出して、バクソを買っている光景が良く見られます。 ベースは辛くなくシンプルなチキン系の味で、自分でサンバルと言う辛いたれや、ケチャップマニスという甘いたれを足して食べます。 地元の人々はとにかくこのバクソが大好きで、毎日のように食べている人も多いです!! 最近は色々なバクソのバリエーションが増えてきて、チーズ入りバクソや、ロブスターバクソなんてのもあります。   ラーメン好きな日本人もハマる、ミーアヤムとバクミー そしてそのバクソ屋で大抵同時に売られているのがこちら、ミーアヤム。 写真のものは肉団子も乗っていますが、こちらは麺がメイン。中華系の小麦麺です。 ベーシックなバージョンはこんなに具は多くなく、小松菜?少々と少し甘めに煮た鶏肉です。 この少し甘めの味の鶏肉がおいしいんですよねー!台湾の料理の味に似ている感じです。 こちらもお値段は100円ほど。日本のラーメンなどに比べると麺の量は少なめ、スープも少なめ。 ミーアヤムのさらに上を行くのがこちら↓ バクミーアヤムです。 ミーアヤムとの違いは、バクミーのお店は大抵中華系の人がやっているのでより中華麺に近いということ。 麺のコシや味は、バクミーアヤムの方が美味しいです! 鶏肉も、ミーアヤムほど甘い味付けではありません。 スープも澄んだ中華系のスープで、コショウが効いていることが多いような気がします! 麺の量も、ミーアヤムよりも多め。 そしてバクミーアヤムはスープが別添え。お好みで少しかけるもよし、かけないのもあり、全部かけてももちろんOK(私は迷わず全部かけます)。 お値段も少し高くなり、大抵150円以上ですね。  ...