バリ島農園だより Vol.5 ~トロピカルフルーツ天国~
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バリ島は常夏の島ですから、さまざまな種類の南国の果物があります。
今回はバリ島の果物について紹介していきますね!
実は季節がある?
バリ島は常夏ですが、雨季と乾季の2シーズンがあり、ほとんどの果物の旬が雨期です。
トロピカルフルーツの代表といえばマンゴー、バリ島のマンゴーもとーっても美味しいですが、旬を逃すと実はそうでもないのです。バリの人々は熟れてない青いマンゴーは、ルジャックという辛いサラダのようにして食べます。タイのパパイヤサラダのような感じですね。
あの有名なドリアンも、旬の時期以外には見つけるのが難しいです。
季節になると道端にドリアンを売る人々がたくさん出てきて、近くを通ると玉ねぎに似た強烈な香り、、旬のドリアンは値段もすごく安くなり、一個が100円ほどで買えることも!
果物の女王と言われるマンゴスチンや、ライチに似たランブータンなんかも旬以外にはなかなかない果物です。
もちろん、パパイヤやバナナなどの一年中出回っている果物もありますよ。
日本の方が美味しい果物もある
バリ島よりも日本で食べるものの方が断然美味しい果物もいくつかあります。
ひとつめは苺。苺と言えば初夏の果物ですから、バリ島でも標高の高いところで作られています。日本の苺は本当に甘く美味しいので、バリ島のものは食感も固めで甘さも少なくってイマイチ、、、
ふたつめはスイカ。日本のスイカにも時々ハズレがありますが、バリ島のスイカは時々当たりがあるくらいなんです。日本のものに比べるとスイカもかなり甘さが少ないと思います。
最後はメロン。メロンも熟れるまで待っても甘くないものが多いです。日本でも北海道などの寒暖差の大きい場所のものが美味しいので、バリ島は暑すぎるのか、土地が肥沃すぎるのか、なかなか難しいのかもしれません。
ちょっと珍しい果物たち
上の写真はサラック、英語だとスネークフルーツと言われる果物です。
皮がまるで蛇皮のようで、毛羽だったようになっていて、ものによっては剥くときに少し手が痛いほど。味は水分の少ないりんごに似ていて、現地の人々は茹でて食べることもあり、加熱したものは正にりんごの様な味です。アップルパイもこれで作れそう、、、
こちらはバリ語でチョロリンなんて可愛すぎる名前の果物。(インドネシア語ではデュクといいます。)英語ではランサと言うようですね。
ライチとグレープフルーツを足したような味で、とっても爽やか!皮に触れると手に樹液のようなものがつき洗っても取れなくなるので、下の方から押して皮に触れないように食べます。
ちょっと食べにくいけど癖になるお味。
他にもまだまだ沢山珍しい果物があるので、また少しずつ紹介していきたいと思います。