バリ島農園だより Vol.8 ~バリ島のアート~

今でこそバリ島はオシャレなリゾートのイメージですが、もともとは優れた伝統芸術と宗教文化がメインの観光資源でした。

バリ絵画

バリ島を旅したことのある方なら、いろいろな場所でバリ絵画を一度は目にしたことがあると思います。

白黒のものとカラフルな色使いのものがありますが、その特徴は西洋絵画とは違い平面的で、言って見れば「柄」のような描き方をされているところです。その平面的なバリ絵画は時代を超えても古さがなく、クラシックであるのにおしゃれな部屋にもなじみやすく、観光客にも人気です。

特に芸術の村として有名になったウブド近辺には、多くの有名な画家一族が暮らしていて、今もその伝統を受け継いでいます。

現代でもウブドは世界中のアーティストに人気があるため、その影響を受け、今の若い画家の中にはコンテンポラリーアートや西洋絵画とバリ絵画をミックスさせた新しい技法の絵を得意とする方も多いです。

↓そんなバリ絵画の歴史をたどるのにぴったりなウブドの美術館

ネカ美術館 Neka Art Museum 

歴史的な絵画から、現代アートまでをバリ島伝統建築の美術館に展示しています。敷地も広く、カフェなどもあるので、丸一日ゆっくりと過ごすのも良いです。

バリ彫刻

もう一つ特筆すべきなのはバリ島の彫刻です。

伝統建築の家や寺の至る所に施されているため、バリ島のどこでも見ることができます。

アンクルアンクルと呼ばれるバリ島の門。

外から邪気を入れないように、大きさは門扉にしては随分と小さなものが多いです。

カラフルで伝統的な彫刻が施されたものは立ち止まってしばらく見入ってしまうほど美しいです!

時代を感じさせるアンティークなドアも美しい。

周りの木枠の部分まで細かな彫刻がされています。

一昔前はバリ島のお土産と言えば木彫りというくらい人気があったのですが今は時代と共に随分と廃れてしまい、かつては木彫りの村と言われた村でも、数件の工房が残るのみです。

現代のバリ人も特に若い世代ではモダンな建築スタイルを好む傾向にあるので、これからもっと減っていくのでしょうね、、、

古き良きバリ島を愛するものとしては少し寂しく感じるところなので、できるだけこういった伝統芸術を守って行きたいですね。